ふとんに発生する虫の種類とは?駆除方法や予防のポイントもご紹介! | 布団のクリーニング・打ち直し・保管なら「おうちdeまるはち」

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ふとんに発生する虫の種類とは?駆除方法や予防のポイントもご紹介!

作成日:2023年07月06日(木) 最終更新日:2023年12月21日(木) 公開日:2023年07月06日(木)

寝汗で濡れたふとんを放置するのは危険!寝汗対策3選もご紹介

 

 

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当社(株式会社丸八真綿販売)はグループで日本最大級のふとん専用水洗い工場設備を有し、35年以上にわたってふとんクリーニングを行っています。実績は累計640万枚を超え、多くのお客様に永く愛されております。また10年以上ご好評いただいている羽毛リフォームも最高グレードで丁寧に仕上げます。本コラムでは、安眠インストラクターや快眠セラピストの資格を持ったスタッフが寝具のメンテナンス情報やぐっすり眠れるコツをご紹介しています。

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まれに、使用しているふとんで小さな虫を見かけることがあります。

 

「ほかにもふとんの中にたくさん潜んでいるのでは?」

「毒やアレルギーの危険性はないの?」

 

と不安になる方がほとんどではないでしょうか?

 

人が寝ている間にかく汗を吸収し、髪の毛やアカなどの汚れが付着しているふとんは、虫が発生しやすい環境といえます。

放置するとアレルギーを引き起こすこともあるため、早めに対処することが大切です。

 

このコラムでは、ふとんの虫の駆除方法や予防のポイントについてもご紹介しています。

ふとんの虫にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

記事の目次

 

  

ふとんに発生する虫の種類

ふとんに発生する虫の種類

ふとんに小さな虫がいるのを見かけたとき、何の虫なのか、どこからきたのか、ほかにも虫がいるのかなど、心配になる方がほとんどだと思います。

適切な駆除方法を見極めるためにも、まずは虫の種類から確認しておくことをおススメします。

 

 

  ダニ 

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ダニは体長1mm以下で、目視で確認できない場合が多いです。

6~8月が繁殖時期ですが、特に湿気が溜まりやすいふとんには一年中生息していることもあります。

 

ふとんに生息するダニの中で最も多いのが「ヒョウヒダニ」で、基本的には人を刺すことはありません。

 

ダニは温度25度前後・湿度70%以上の環境を好みます。

温度や湿度が高くなりやすく、髪の毛やアカ・フケなどダニの栄養源になるものが豊富にあるふとんは、絶好の繁殖場所といえます。

 

 

 

  チャタテムシ 

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チャタテムシは、体長2mm程度で淡い褐色をした虫です。

茶せんで茶を立てているような音がすることから、このように名付けられました。

 

湿った紙類を好むため、古本や古紙の周辺にいることが多く、押入れの中などにも発生しやすいのが特徴です。

そのため、ふとんの上で見かけることも珍しくありません。

 

また、高温多湿な環境で繁殖しやすく、ジメジメしている梅雨時期には活発に動き回ります。

野外でも活動しているため、玄関を人が出入りする際や窓の隙間などから家の中に侵入してくることもあります。

 

 

 

  ヒメマルカツオブシムシ 

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ヒメマルカツオブシムシは、衣類やふとんに発生しやすい害虫の代表例ともいえます。

 

幼虫は体長4~5mmで茶色っぽい毛虫のような外見をしており、衣類やふとんの中で越冬して、春から初夏にかけて成虫になります。

成虫になってからの寿命は1カ月程度ですが、長いと幼虫のまま2年近く過ごすこともあるため注意が必要です。

 

ホコリも好んで食べるため、寝室の隅やベッドの下など、ホコリが溜まりやすい場所で見かけることもあります。

 

 

 

  トコジラミ 

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トコジラミは体長5~8mmの赤褐色をした虫で、暗くなってから活動を始めるのが特徴です。

 

人間の血液を栄養源としているため、夜になると潜伏場所から出てきて人を刺すことがあります。

刺されると強いかゆみを発症し、発熱することも珍しくありません。

 

暗くて暖かい場所を潜伏場所とするため、ベッドがある場所やふとんを敷く場所の周辺は特に注意が必要です。

 

また、トコジラミは人の血を吸った後、墨汁色の糞を排泄します。

ふとんにシミが付いているようなら、近くにトコジラミが潜伏している可能性があります。

 

  

 

 

ふとんの虫を放置するとどうなるのか?

ふとんの虫を放置するとどうなるのか?

ふとんの虫を放置することで、どのような悪影響が及ぶのでしょうか。

虫を駆除する重要性を知るためにも、確認しておくことが大切です。

 

 

  気になって熟睡できない 

ふとんに虫がいるのを見つけてしまった場合、そのふとんで眠ることに抵抗を感じる方がほとんどだと思います。

たとえ見つけた虫が1匹だとしても「ほかにも何十匹、何百匹の虫がいるのではないか?」と思うと、気になって眠れません。

 

また、虫が発生しているということは、寝具が清潔な状態ではない可能性もあります。

 

そのようなふとんでは質のよい睡眠が確保できず、朝起きたときに「ぐっすり眠れた気がしない」「疲れが取れていない」などと感じることもあるのではないでしょうか。

 

 

  ふとんが傷む 

種類によっては、ふとんを食べてしまう虫もいます

特に、ヒメマルカツオブシムシの幼虫による衣類やふとんの食害は発生しやすく「気がついたらふとんに大きな穴が開いていた」ということも珍しくありません。

 

虫による食害はふとんの傷みを早める原因になるため、見つけたらすぐに対処しましょう。

 

 

  アレルギーの原因になる 

虫がいるふとんを使うことによって、アレルギー症状を引き起こす原因になることもあります。

特に、ダニは死骸や糞などもアレルゲンになるため、こまめに除去することが大切です。

 

主な症状としては、くしゃみや鼻水・鼻づまりなどのアレルギー性鼻炎や、目のかゆみ・充血などのアレルギー性結膜炎、湿疹などのアトピー性皮膚炎があります。

 

こうした症状は、大人よりも免疫力の低い子どものほうが起こりやすいため、注意が必要です。

 

  

 

 

ふとんの虫を駆除する方法

ふとんの虫を駆除する方法

ふとんに虫がいるのを発見した場合は、早めに駆除することが重要です。

最適な駆除方法は虫の種類によって異なりますが、具体的にどのような方法があるのか確認しておきましょう。

 

 

  粘着テープで取り除く 

あくまでも応急処置にすぎませんが、身体が小さな虫は粘着テープで取り除くことが可能な場合もあります。

 

ただし、テープを強く押し付けすぎると虫や卵がつぶれてふとんが汚れてしまうため、注意が必要です。

 

もちろん、この方法で虫を駆除しても根本的な解決にはなりません。

ほかにも繁殖している場所がないか、よく探してみましょう。

 

 

  殺虫剤を使う 

殺虫剤を使って虫を駆除する方法もあります。

 

虫の種類によって効果が認められている殺虫剤は異なるため、購入する前によく確認しましょう。

チャタテムシやダニなどは、バルサンを使えば効果が期待できます。

 

ふとんの中にいるダニまでは駆除できませんが、ふとんの表面にいるダニは駆除できるといわれています。

さらに効果を高めるために、窓や扉を閉め切った状態で使用しましょう。

 

 

  熱を加える 

熱を加えることで虫を駆除する方法もおススメです。

 

ダニを例に挙げると50度以上の熱で20~30分、60度以上の熱で即死するといわれています。

そのため、スチームアイロンやふとん乾燥機などを使うと効果的です。

 

また、コインランドリーにある高温乾燥機を利用する方法もあります。

自宅で洗濯できないサイズの掛けふとんや敷きふとんも、コインランドリーで洗濯をした後、高温乾燥機にかけると清潔な状態になります。

 

  

 

 

ふとんの虫を予防するには?

ふとんの虫を予防するには?

ふとんに虫が発生しないようにするためには、寝室の環境や寝具の状態を整える必要があります。

清潔なふとんで質のよい睡眠がとれるよう、今すぐできることから始めましょう。

 

 

  寝室や寝具の湿気を逃がす 

虫はジメジメとした湿気の多い環境を好むため、寝室を換気したり寝具を乾燥させたりして、湿気を逃がしてあげましょう。

 

寝室は5~10分ほどの換気を数回繰り返し、室内の湿度が上がらないようにすることが大切です。

空気の通り道を作るために、窓は2か所開けるようにしましょう。

 

また、ふとんは定期的に天日干しをして湿気を逃がします。

干し終わったら、優しくなでるようにホコリを落としてから取り込むことをおススメします。

 

マットレスの場合は窓際に立てかけて風通しをよくし、湿気を取り除いておきましょう。

 

 

   寝具を清潔に保つ 

ふとんが汗やフケ・アカなどで汚れていると、それを栄養源とする虫が繁殖しやすくなります。

そのため、こまめに洗濯して清潔な状態を保つようにしましょう。

 

人は一晩でコップ1杯分の汗をかくといわれており、汚れていないように見えても実際にはたくさんの汚れが付着しています。

 

 

  ふとんカバーはこまめに洗濯する  

 

ふとんを汚れから守る役割を果たしているふとんカバーは、自宅の洗濯機で洗える場合がほとんどです。

ただし、素材によっては水洗いできないものや手洗いでなければならないものもあるため、事前に洗濯表示を確認しておきましょう。

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洗濯頻度は週に1回が理想です。

 

自宅の洗濯機で洗える場合は、ふとんカバーに付いたゴミを取り除いてから、畳んでネットに入れた状態で洗濯します。

生地への負担を抑えるために、中性洗剤を使って洗濯するのがおススメです。

 

ふとんカバーの洗濯については、こちらの記事でもご紹介しています。

「ふとんカバーを洗濯する頻度は?洗濯方法とキレイに仕上げるコツ」

 

 

  掛けふとんや敷きふとんはクリーニングに出すのがおススメ  

 

掛けふとんや敷きふとんも、清潔に保つ必要があります。

 

水洗いできる素材であれば自宅で洗濯することも可能ですが、丸洗いしたふとんを乾かすのに時間がかかることもあり、できればふとん専門のクリーニングに出しましょう。

クリーニングに出せば、ふとんの中に入り込んだダニなどのアレルゲンも除去することができます。

 

ただし、大きなふとんを自分で運ぶのは大変なため、集配可能なクリーニング業者に依頼するのがおススメです。

 

ふとんクリーニングの「おうちdeまるはち」は、スタッフがご自宅までふとんを取りに伺います

高級ふとんメーカーが日本最大級のふとん専用水洗い工場で1枚1枚丁寧に仕上げているため、大切なふとんを安心してお預けください。

ふとんの長期保管サービスや防ダニ加工などのオプションサービスもご利用いただけます。

 

ふとんのクリーニングについてはこちらの記事でもご紹介しているため、ぜひご覧ください。

「【ふとんクリーニング】業者に依頼すべき7つのワケ|頻度・タイミングは?」

 

  

 

 

まとめ

まとめ

高温多湿になりやすいふとんには、ダニなどの虫が発生しやすいという特徴があります。

ふとんに虫がいると思うと、気になって眠れない方やアレルギーを心配される方も多いのではないでしょうか。

 

質のよい眠りを手に入れるためにも、虫が発生した場合の駆除方法や、虫を予防する方法などを確認しておきましょう。

 

このコラムでは、虫が発生しないようふとんを清潔に保つ方法についてもご紹介しています。

自宅で洗うのが難しい掛けふとんや敷きふとんなどは、クリーニングに出すことも検討してみましょう。


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