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ふとんのダニ対策は掃除機がおススメ!ダニを増やさないための方法

作成日:2023年08月18日(金) 最終更新日:2023年08月18日(金) 公開日:2023年08月18日(金)

ふとんのダニ対策は掃除機がおススメ!ダニを増やさないための方法

 

 

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当社(株式会社丸八真綿販売)はグループで日本最大級のふとん専用水洗い工場設備を有し、35年以上にわたってふとんクリーニングを行っています。実績は累計640万枚を超え、多くのお客様に永く愛されております。また10年以上ご好評いただいている羽毛リフォームも最高グレードで丁寧に仕上げます。本コラムでは、安眠インストラクターや快眠セラピストの資格を持ったスタッフが寝具のメンテナンス情報やぐっすり眠れるコツをご紹介しています。

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みなさんは、定期的にふとんのダニ対策を行っているでしょうか?

 

ふとんはかさばるため、どうしてもお手入れに時間がかかってしまい、つい後回しにしてしまいがちに......。

 

しかし掃除機を使用すれば、大切なふとんに効果的なダニ対策を施すことができます。

 

このコラムでは、掃除機を活用したダニ対策についてご紹介します。

 

具体的な使い方や、これ以上ダニを増やさないための対策についてもあわせてご紹介します。

 

記事の目次

 

  

掃除機を使用したダニ対策の手順

掃除機を使用したダニ対策の手順

掃除機を使用してダニ対策を行うのは非常に有効な手段ですが、通常通りかけるだけでは効果が小さい場合もあります。

掃除機によるダニ対策の効果を高めたい場合は、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

 

 

  一度暗くしてダニを誘き寄せる 

ダニは夜行性の生き物のため、人間が寝ている夜の間に餌を求めて活発に動き回る習性があります。

 

掃除機でダニの対策を行う際は、このダニの習性を利用すると効果的です。

まず、ふとんに掃除機をかける前に部屋の電気を落としたり、カーテンを閉めたりして室内を暗くしましょう。

すると、普段はふとんの奥深くにいるダニが夜になったと勘違いし、ふとんの表面に出てくるため掃除機で吸引しやすくなります。

 

注意点としては、部屋を暗くしてからダニがふとんの表面に出てくるまで、時間がかかることです。

部屋を暗くしてから実際にふとんに掃除機をかけるまで、1時間ほど待ちましょう。

 

 

  掃除機をゆっくりかける 

ダニの脚先には、生き物に寄生した際に振り落とされないよう鍵爪や吸盤のような器官が備わっています。

 

ふとんに生息しているダニは掃除機をかけられたとき、この器官を利用してふとんの繊維にしがみつき、吸い込まれないように抵抗します。

 

そのため、掃除機をかける際はゆっくり、時間をかけて行うことがポイントです。

目安としては、1枚のふとんに対して掃除機の強モードで約2分を5回程度繰り返し掃除機をかけるとよいです。

 

  

 

 

より効果的な掃除機を使用したダニ対策の方法

より効果的な掃除機を使用したダニ対策の方法

掃除機はふとんで増加したダニ対策として有効ですが、併用して行うことで、より効果を発揮する方法があります。

 

 

  ふとん用ノズルを使用する 

ふとんに掃除機をかける際は、ふとん用ノズルを使用しましょう。

 

掃除機がふとんを吸い込まないため、ふとんを傷めることなくスムーズに手入れができます。

通常使用しているノズルでは雑菌がふとんに移ってしまう可能性があるため、できるだけふとん用のノズルを使用することが望ましいです。

 

ノズルは大きく分けて、以下の2種類があるため、使いやすい方を選んでもよいのですが、一般的にダニ対策には「ふとん密着タイプ」がおススメです。

 

・吸い込み口分散タイプ・・・ふとんの上でスムーズに動かしやすい。ふとんを傷つけたくない、ふとんの上のゴミやホコリを処理したい場合は適している。

・ふとん密着タイプ・・・吸引力が強いため、ふとんに吸いつき多少動かしにくくなるが、ダニやアレルゲンの除去を目的とする場合に適している。

 

 

  ふとん乾燥機を使用する 

掃除機をかける前に、ふとん乾燥機を使用するとダニの対策がしやすくなります。

 

実験によると、気温50度の環境に1時間放置されても、ダニは問題なく活動を続けたことが確認されています。

しかも、ダニはしがみつく力も非常に強力で、洗濯機の水流に長時間もまれても簡単に剥がれません。

 

そんなダニの弱点は、高温と乾燥です。

ダニは50度の温度までは問題なく耐えることができますが、50度以上の環境にさらすと数時間、60度以上の環境では数分で死滅します。

 

そのため、掃除機をかける前にふとん乾燥機を使用し、効率的にふとんの温度を60度以上にまで上昇させれば、ダニを完全に死滅させることが可能です。

 

ふとん乾燥機をかけたあとは、ふとんの上にダニの死骸が付着しているため、掃除機でゆっくり吸い取りましょう。

 

 

  ダニ取りシートを活用する 

ふとん乾燥機がない場合は、薬局などで販売されている「ダニ取りシート」を活用しましょう。

 

ダニ取りシートは、ふとんやベッドの足元に設置するだけで簡単にダニの駆除を行えるため、ふとんのダニ対策に有効です。

 

ダニ取りシートには、乾燥タイプと粘着タイプの2種類があります。

 

粘着タイプは、香りでダニを誘き寄せ粘着テープでダニを捕まえるタイプの商品です。

定期的にダニを捕獲したシートを交換すれば、ふとんや周辺環境を清潔に保つことができます。

 

一方で乾燥タイプは、香りでダニを誘き寄せて吸湿剤を付着させることで乾燥を誘発し、ダニを死滅させるタイプの商品です。

 

 

  ダニ専用の駆除スプレーを活用する 

「ダニ専用の駆除スプレー」の活用もおススメです。

速乾性の製品であれば、駆除スプレーを使用した後もふとんがベタつくこともありませんし、使用感も悪くなりません。

 

基本的な使用方法としては、ふとん全体に満遍なくスプレーをしてから、ダニが完全に死滅するまで放置します。

購入したスプレーにより多少の違いはありますが、1時間ほど放置すれば問題ありません。

 

注意するポイントとして、スプレーをしたあとはダニの死骸を回収するために、必ず掃除機をかけるようにしましょう。

 

また、スプレーを使用したあとは、ふとんが完全に乾くまで触らないようにしてください。

小さな子供やペットがいる家庭では、特に注意が必要です。

 

製品により子供やペットの身体に害がないように開発されているものもあるため、気になる方はそちらを購入しましょう。

 

  

 

 

ふとんにダニが発生する理由

ふとんにダニが発生する理由

家庭に存在する害虫の代表でもあるダニは、カーペットやソファなどでも増加しますが、特にふとんで爆発的に増えやすい生き物です。

 

しかし、なぜダニはふとんで増加するのでしょうか。

 

その原因についてご紹介します。

 

 

  ふとんがダニにとって居心地が良い環境だから 

ダニは種類により多少の差異は存在しますが、気温25度前後、湿度70パーセントの環境で急激に増えるといわれています。

 

特に梅雨から夏にかけての時期は、ふとんで寝ている人間の寝汗で湿気がこもり、エアコンのおかげで温度も常に一定に保たれているため、ダニにとって繁殖にもってこいの季節です。

 

ふとん自体も繊維がたくさん集まっているおかげで、ダニにとって暗く、そして身を隠しやすい最適な場所といえます。

 

掃除の手がいき届きにくいのも、ダニにとっては大きなメリットです。

 

寝汗が増えることが原因で発生するその他の問題については、下記も併せてご覧ください。

「寝汗で濡れたふとんを放置するのは危険!寝汗対策3選もご紹介」

 

 

  ダニの餌となる髪の毛や皮脂が付着しているから 

生き物が繁殖するためには育ちやすい環境だけでなく餌が必要になります。

 

ふとんの中に溜まった髪の毛や皮脂、ふけなどは、ダニにとって栄養豊富なご馳走です。

また、食べカスなどもダニにとって立派な食料となります。

 

ダニを増やさないためには、ふとんから汚れを定期的に除去しなくてはなりません。

掃除機をかけることで、餌となる髪の毛や皮脂、食べカスなどを取り除けます。

 

  

 

 

ふとんのダニによる健康被害は?

ふとんのダニによる健康被害は?

掃除機を使うにしても、ふとんの手入れはどうしても時間がかかります。

 

しかし、ダニを放置すると、さまざまな健康被害を引き起こすリスクが高まります。

 

 

  アレルギー反応を引き起こす 

ふとんに残されたダニのフンや死骸は、激しいアレルギー反応を引き起こす原因になります。

 

ダニアレルギーは、現在国民病として認識されている花粉症に次いで患者数の多いアレルギー疾患です。

ふとんに放置されたダニの死骸やフンを吸い込んだり、皮膚や目に付着すると、喘息や皮膚炎、結膜炎などの疾患を引き起こしたりします。

 

特に喘息は、発作を引き起こす時と場所次第では命に関わる可能性があるため、注意が必要です。

 

また、恐ろしいことにダニアレルギーは花粉症同様、大人になってからも発症する可能性があります。

 

すでにダニアレルギーになっている方は各種疾患を発症しないために、まだなっていない方はダニアレルギーを予防するためにも、生活環境からダニを駆除し、死骸やフンなどのダニアレルゲンを除去することが大切です。

 

 

  激しいかゆみなどを引き起こす 

ご存じの通り、ダニは吸血行動をする害虫のため、ふとんにダニが大量発生している場合はダニに刺される可能性もあります。

 

主なダニの種類はヒョウヒダニとツメダニ、コナダニ、イエダニの4種類で、そのうちヒョウヒダニとツメダニがふとんに多く生息しています。

 

ヒョウヒダニは人を刺しませんが、ヒョウヒダニを餌にしているツメダニは人を刺す種類のダニです。

 

刺されやすい場所は皮膚が柔らかい二の腕や背中などで、一度刺されると蚊の虫刺されとは比べものにならない、異常な痒みに襲われます。

 

個人差はありますが、ダニによる虫刺されの影響は長引きやすいです。

 

痒みが半年以上続くことや、年単位でダニに吸血された跡が消えないケースも珍しくありません。

 

また、ダニはさまざまな病気を媒介するため、ふとんのダニ対策は必須です。

 

ダニを含むふとんに発生する虫について詳しく知りたい方は、下記も併せてご覧ください。

「ふとんに発生する虫の種類とは?駆除方法や予防のポイントもご紹介!」

 

  

 

 

ふとん専門のクリーニング店を活用しよう

ふとん専門のクリーニング店を活用しよう

掃除機を利用したダニ対策は完全ではありません。

また、仕事が忙しいなどの理由で、ふとんの手入れをする時間を確保できない方もいらっしゃいます。

 

その場合は、掃除機など家庭でできるダニ対策にこだわらず、クリーニング店に任せるのも有効です。

 

クリーニング店では生きたダニ、そしてアレルギーの原因となるダニの死骸やフン、それぞれに効果的なアプローチを行ってくれます。

 

たとえば、最初に行われるふとんの水洗いはダニの死骸やフンの除去に効果的ですし、そのあとに行われる高温乾燥はダニの駆除に有効です。

クリーニング店では自宅では簡単にできないふとんの内部のダニの駆除を実施してくれます。

 

  

 

 

まとめ

まとめ

掃除機単体で完全なダニの駆除はできませんが、いくつかの方法を併用すれば、有効なダニ対策を行えます。

 

特に夏場はダニが発生しやすいため、いつも以上に定期的な掃除が重要です。

今回取り上げた方法やポイントを参考に、適切なダニ対策を行いましょう。

 

また、自宅における対策のみではなくふとん専門のクリーニング店に依頼することもおススメです。

「おうち de まるはち」では、ふとん専用クリーニング工場でクリーニングを受け付けています。

 

ふとんの水洗いや高温乾燥など、徹底したダニ対策によってふとんを清潔な状態に保ちます。

Webからの申し込みであれば24時間受け付け中のため、気になった方はぜひ一度ご連絡ください。


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