|
【羽毛ふとんがくさい!】困ったときにやるべき2つのこと

いつも使っている羽毛ふとんが「くさい」と感じて気になったことはありませんか。
ぐっすり眠るための羽毛ふとんがくさいのは、困りますよね。
羽毛ふとんがくさいとお困りのときにやっていただきたい対策を2つお伝えします。
羽毛ふとんのにおいが気になるときの対策は、こちらの記事も参考にしてください。
天日干しをする
羽毛ふとんがくさくなる原因の1つは、湿気による雑菌の繁殖なので、羽毛ふとんを天日干しして風に当て湿 気を飛ばすようにしてください。
羽毛ふとんを天日干しするときのポイントをお伝えします。
羽毛ふとんを干すなら、よく晴れた日中(10時ごろ~15時ごろ)がおススメ。
日差しが強い季節は、紫外線で「羽毛が傷むのではないか」と心配される方もいるでしょう。
しかし、紫外線は羽毛に影響しないので安心してください。
ただし、羽毛ふとんの生地が紫外線によって日焼けしたり、色褪せるなどのダメージを受ける場合があります。
紫外線による羽毛ふとんのダメージ防止のために、ふとんカバーを使用して天日干しするのが理想的です。
ふとんカバーをかけると、紫外線の他にも花粉やホコリを避けて天日干しできます。
羽毛ふとんは吸湿・発散性に優れているため長時間干さなくても大丈夫。
両面で1〜2時間、週1回程度が適切です。
また、干し終わったらクールダウンの時間を設けて羽毛ふとんを2つ又は4つ折りにして上から軽く手で押して中の空気の入れ替えを行うようにするとにおい対策になります。
羽毛ふとんに限らず、ふとんを天日干しする方法はこちらを参考にしてください。
丸洗いする
天日干ししても羽毛ふとんのにおいがとれないときは、丸洗いするのも1つの選択肢です。
そこで、羽毛ふとんを丸洗いするときに注意していただきたいことが2つあります。
1つ目は「丸洗いできる羽毛ふとん」かどうかを、洗濯タグで確認することです。
というのも羽毛ふとんの中には「家庭での洗濯禁止」というものがあるためです。
洗濯タグの見方や、羽毛ふとんの丸洗いの手順はこちらのコラムをご覧ください。
2つ目の注意点は、洗濯が終わったらしっかり乾燥させることです。
中まで十分に乾くように、湿度の低い晴天が続く日を選んで洗濯してください。
湿気が残っていると、カビやダニの発生につながります。
またにおいの原因にもなりますので、丸洗いした羽毛ふとんは数日かけてしっかり乾燥させるよう心掛けましょう。
新品の羽毛ふとんがくさいのはなぜ?原因と対策

「新品の羽毛ふとんなのに、くさいのはなぜ?」不思議ですよね。
せっかく購入した羽毛ふとんがくさかったら、とてもガッカリしてしまいます。
新品の羽毛ふとんがくさい原因と対策をお伝えします。
新品の羽毛ふとんがくさいのはなぜ?
はじめにお伝えしておきたいのは、新品の羽毛ふとんは無臭ではなく特有のにおいがあるということです。
新品の羽毛ふとんがくさいのは、いくつかのにおいの要素がミックスしているためだと考えられます。
たとえば、新品の羽毛ふとんがくさい要因には、以下のようなものがあります。
・ 羽毛の油分がとけだした羽毛特有のにおい
・ ふとん生地の素材や染料のにおい
・ 収納されていたケースのにおいがうつった
・ 羽毛の雑菌を殺菌するオゾン殺菌加工のにおい
このようにそれぞれの持つにおいはわずかでも、複雑にミックスされて不快に感じるにおいになっている場合があります。
しかし、新品の羽毛ふとんのにおいは次第に薄れていきますので安心してください。
新品の羽毛ふとんがくさいときの対策
新品の羽毛ふとんは特に開封時に、においを強く感じる場合があります。
なぜなら「配送中に熱気がこもる」「配送のための梱包で湿気がこもる」などの原因があるからです。
さらに季節や気温、湿度など配送当日の気象条件にも左右されます。
気温が高いほど、羽毛の油分がとけだしてしまうのでにおいが強くなります。
開封時のにおいが気になるときは、羽毛ふとんのこもった熱気や湿気を強制的に入れ替えるのがおススメです。
やり方は、羽毛ふとんをたたみ空気を押し出すようにして軽く圧をかけます。
3~4回繰り返すと、羽毛ふとんの中の空気が入れ替わります。
この際強く圧迫し過ぎて、中の羽毛を傷めないように注意してくださいね。
羽毛ふとんの中の空気を入れ替えたら、風通しのよい場所で広げて干しておきます。
しっかり乾燥させるのがくさいにおいを取るポイントです。
新品の羽毛ふとんを開封した時にくさいと感じても、においは時間の経過とともに和らいでいきます。
新品の羽毛ふとんのにおいが消えるまでの目安は、およそ2~3週間と考えてください。
においを取るには、エアコンの冷風をあてる方法もあります。
あえて冷風を当てることで、羽毛ふとんにこもった熱気と湿気を飛ばす効果が期待できます。
冷風を当てて、においが和らげば、その後も問題なく使用できるでしょう。
しかし、においの感じ方は人それぞれです。
いつまでもにおいが残り「くさくて眠れない」など気になる場合は、購入店への相談を検討してみてください。
羽毛ふとんがくさくならないための保管方法

羽毛ふとんがくさくならないためには、使用していないときの保管方法がポイントです。
シーズンを終えて羽毛ふとんを保管する際に注意することをお伝えします。
羽毛ふとんの保管方法
羽毛ふとんを保管する前に、風通しのよい場所で干してしっかり湿気を飛ばしてください。
羽毛ふとんの収納には、通気性のいい不織布などのケースに入れるか、シーツや風呂敷などで包むのがおススメです。
ビニール製のケースを使用すると、羽毛ふとんが空気に触れず蒸れてにおいの原因になってしまいます。
ふんわりした羽毛ふとんは、収納スペースをとりますよね。
しかし、圧縮袋の使用はNGです。
羽毛ふとんの保管に圧縮袋を使用すると繊細な羽毛を傷めてしまう可能性があります。
強く圧縮し過ぎると、元のふんわりとしたふくらみに戻らなくなってしまったり、においがこもってきつくなってしまう場合があるので注意してください。
保管場所の高温多湿に注意
羽毛ふとんを押し入れなどに収納する場合の温度にもポイントがあります。
締め切った真夏の押し入れやクローゼットを想像してみてください。
熱気や湿気がこもった場所になっていませんか。
羽毛ふとんは高温になるほど、羽毛のもつ油脂がとけだしにおいが強くなります。
さらに押し入れやクローゼットに熱や湿気がこもっていると、カビや雑菌が繁殖しにおいの原因になってしまいます。
定期的に保管場所の扉を開けて換気し、熱がこもらないよう意識しましょう。
羽毛ふとんは、乾燥した涼しい場所で保管するとにおいが抑えられます。
保管場所の状況を改めて見直してみませんか。
使っていないときのケアが羽毛ふとんをくさくさせないポイントです。
クリーニングから保管までプロにお任せ
羽毛ふとんを使うシーズンが終わったら、収納する前に汚れを落とし、よく乾燥させるとにおいの予防になります。
とはいえ、ご自宅での丸洗いや、保管は「手間がかかる」「難しい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、クリーニングから保管までプロにお任せする方法があります。
羽毛ふとんのクリーニングから保管まで任せるなら「おうちdeまるはち」がおススメです。
「おうちdeまるはち」は、ふとん丸洗い累計640万枚の実績を誇るふとんクリーニングのプロ。
「おうちdeまるはち」では、ふとんクリーニングのための専用工場で丁寧にクリーニングしてくれます。
ふとんのクリーニングの際はオゾン殺菌と銀イオン抗菌を施し、抗菌&防臭効果が期待できます。
あなたの大切な羽毛ふとんのクリーニングを安心して任せられます。
クリーニングと併せて「ふとん長期保管サービス」のオプションを付けることも可能です。
ふんわりとした羽毛ふとんは、ご自宅で収納するにはスペースが必要ですよね。
「おうちdeまるはち」には、敷地面積1357㎡、ふとん12,000枚を保管できる大型保管庫があります。
保管庫内の温度や湿度は適切に管理され、圧縮袋を使わずにふとんを保管してくれます。
さらに出荷前には再乾燥をするので、次の羽毛ふとんのシーズンがきたらにおいを気にせず快適にご使用いただけます。
「おうちdeまるはち」のふとんクリーニングと長期保管サービスをぜひチェックしてください。
まとめ

今回は「お使いの羽毛ふとんがくさいときの対策」と「新品の羽毛ふとんがくさい原因と対処法」をお伝えしてきました。
羽毛ふとんがくさいのは、湿気による雑菌やカビの繁殖が一つの原因です。
天日干しして、湿気を飛ばし風に当てたり、丸洗いをスッキリ汚れを洗い流すことがにおい対策には効果的です。
新品の羽毛ふとんは、無臭ではありません。 「新品なのにくさいのはなぜ?」と疑問を感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、新品の羽毛ふとんはいくつかの要因が重なって、特有のにおいがあります。
新品の羽毛ふとんがくさいとお困りでしたら、羽毛ふとんの中の空気を入れ替え、広げて風に当ててみてください。
開封時のくささは、2〜3週間使用するうちに薄れていきます。
羽毛ふとんをにおわせないために大切なのが、保管方法です。
羽毛ふとんを高温多湿の場所にしまっておくと、においの原因になってしまいます。
ご自宅で羽毛ふとんのケアや保管が難しい場合はプロにお任せするのも一つの選択肢です。
大切な羽毛ふとんのため、健やかな眠りのために「ふとんクリーニング」や「保管サービス」を検討してみてはいかがでしょうか。
|