洗濯した羽毛ふとんを乾燥機にかける方法は?注意点とポイントを解説 | 布団のクリーニング・打ち直し・保管なら「おうちdeまるはち」

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洗濯した羽毛ふとんを乾燥機にかける方法は?注意点とポイントを解説

作成日:2023年01月19日(木) 最終更新日:2023年01月19日(木) 公開日:2023年01月19日(木)

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監修者情報:
おうちdeまるはち

当社(株式会社丸八真綿販売)はグループで日本最大級のふとん専用水洗い工場設備を有し、35年以上にわたってふとんクリーニングを行っています。実績は累計640万枚を超え、多くのお客様に永く愛されております。また10年以上ご好評いただいている羽毛リフォームも最高グレードで丁寧に仕上げます。本コラムでは、安眠インストラクターや快眠セラピストの資格を持ったスタッフが寝具のメンテナンス情報やぐっすり眠れるコツをご紹介しています。

おうちdeまるはち

 

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「羽毛ふとんを乾燥機にかけても大丈夫なのかな?」

「羽毛ふとんを自宅で洗ったが、ふわふわにならない」

など、疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

羽毛ふとんの中には乾燥機で乾燥できるものもありますが、方法を誤ると羽毛が壊れる可能性や、ふっくらとした仕上がりにならない場合があります。

 

この記事では、羽毛ふとんを乾燥機で乾燥させるときの注意点や、ふんわりした仕上がりになる乾燥方法について詳しくご説明します。

適切な方法でメンテナンスを行い羽毛ふとんを傷めず、長持ちさせましょう。

 

 

記事の目次

 

 

 

  

洗濯した羽毛ふとんを乾燥機へかけるメリット

洗濯した羽毛ふとんを乾燥機へかけるメリット

羽毛ふとんを自分で洗濯した際、乾燥機を利用してよいのか迷う方もいらっしゃるでしょう。

羽毛ふとんの中には、乾燥機にかけられるものとかけられないものがあります。

 

乾燥機にかける前に確認してください。

 

乾燥機にかけられる羽毛ふとんであれば、自然乾燥よりも乾燥機を利用した方がよい場合があります。

羽毛ふとんを乾燥機にかけるメリットについて、詳しくみていきましょう。

 

 

  乾燥時間が短縮できる 

乾燥機を利用した方が、自然乾燥よりも乾燥時間を短縮できます。

 

自然乾燥は時間がかかります。

気候にもよりますが、しっかり乾燥させるために2~3日必要となるケースも。

乾燥が不十分なまま収納すると、湿気がふとん内に溜まり、カビが発生したりダニが繁殖したりする可能性があります。

そのため天気予報を見ながら、数日間晴天が続く日を選ばなければなりません。

 

乾燥機を利用すれば、短時間でしっかり乾燥させられます。

天候を気にすることなく、ご自身のタイミングで洗濯が可能です。

 

また、乾燥機で乾燥させるため、羽毛ふとんを干す場所について考える必要がありません。

干すスペースの確保が難しい方や、制約によってふとんを外に干せない方も自分で羽毛ふとんの洗濯・乾燥ができます。

 

 

  ふんわりした仕上がりになる 

自然乾燥よりも乾燥機を利用した方が、羽毛ふとんのふんわりとした風合いを保てるでしょう。

 

羽毛ふとんを洗濯することで、羽毛ふとんの良さであるふんわり感が損なわれてしまうことがあります。

洗濯によって中の羽毛が偏り、その状態で乾燥させるとふっくらした感じがない羽毛ふとんになってしまいます。

 

自然乾燥させるときは物干し竿などを利用して干す方が多いでしょう。

するとこまめにふとんを動かさなければ、重力によって羽毛の偏りが生まれ、羽毛ふとんのボリューム低下につながる恐れがあります。

 

また、湿気の除去が十分できていないと、羽毛ふとんのボリュームが減るため、乾燥機を利用してしっかり乾燥させた方がふんわり感を維持できるでしょう。

 

 

 

  

 

羽毛ふとんを自分で洗濯・乾燥するときの注意点

羽毛ふとんを自分で洗濯・乾燥するときの注意点

 

最近は自分で洗える羽毛ふとんが販売されるようになりました。

しかし、これからご紹介する注意点に留意しないと羽毛ふとんを傷め、寿命を縮める可能性があります。

 

どのような点に気をつければよいのか、順番にみていきましょう。

 

 

  洗濯表示をチェックする 

羽毛ふとんの洗濯表示チェックを必ず行いましょう。

羽毛ふとんの中には、自分で洗えないものもあります。

必ず表示を確認し、自分で洗濯できるのか、乾燥機にかけてもよいのかを確認してください。

 

まずは水洗いできるのか、洗濯機で洗えるのかどうかを確認しましょう。

 

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洗濯おけのマークや、手洗いのマークがあれば自分で洗濯できます。

洗濯おけにバツ印がついているものは、自分で洗濯できないため、専門のクリーニング業者へお願いしましょう。

 

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次に乾燥機にかけられるかどうかを確認してください。

 

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乾燥機のマークにバツがついていなければ乾燥機を利用できます。

 

 

  キルティング加工の有無を確認する 

羽毛ふとんにキルティング加工がされているかどうかを確認してください。

キルティング加工がされていれば、洗濯が可能です。

 

キルティング加工とは表布と裏布の間にテープ状のものを縫い合わせ、立体的にマス目をつくる加工のことです。

このキルティング加工がされていない羽毛ふとんの場合、洗濯や乾燥の最中に羽毛が偏りやすくなります。

羽毛が傷んだり、乾燥が不十分になったりしやすいため、自分で洗うのではなく、クリーニング業者を利用してください。

 

 

  乾燥機の温度設定に注意する 

乾燥機の温度は低めに設定してください。

 

羽毛ふとんに含まれている羽毛は、一般的に高温にさらされると機能を損なう恐れがあります。

羽毛は繊維状のタンパク質で作られており、熱によってこのタンパク質が壊れてしまいます。

壊れた羽毛はもとのように空気を溜め込むことができなくなり、保温性が失われてしまう可能性があります。

 

乾燥機にかけるときは、事前に羽毛ふとんの耐熱温度と乾燥機の温度を確認しておきましょう。

乾燥機に羽毛ふとんモードなど、専用の設定があれば、そちらを利用してください。

 

温度調節機能が備わっていない場合は、乾燥機の内部と羽毛ふとんの間に毛布を挟むと乾燥機の熱風が直接羽毛ふとんに当たらないようにできます。

ただし、毛布を追加する分の容量がさらに必要となるため、コインランドリーなどの低温設定ができる乾燥機を利用する方がおススメです。

 

また乾燥機を長時間かけるのは避けましょう。

あまりにも長い間乾燥機にかけると、羽毛ふとんを傷める可能性があります。

コインランドリーの乾燥機であれば、1枚あたりトータルで1時間~1時間半くらいで十分乾燥させられるでしょう。

不安な場合は短めに設定し、羽毛ふとんを広げて確認しながら少しずつ延長すると乾燥機のかけ過ぎを防げます。

 

 

  側生地の状態を確認する 

側生地にやぶれている場所はないか、ほつれかかっている箇所はないか事前にチェックしてください。

 

ほつれかかっている場所があると、洗濯や乾燥をしている間に負担がかかり、やぶれてしまう可能性があります。

側生地に傷んでいる箇所がある場合は、自分で洗うのではなく、専門業者にお願いした方がよいです。

修復や側生地の交換が必要になるケースもあるでしょう。

 

側生地に傷みがない場合でも、洗っている間にダメージを受ける可能性があるため、必ずネットを使用して洗濯してください。

 

 

  乾燥機の容量を確認する 

羽毛ふとんを洗濯・乾燥させられる十分な容量があるかどうかを確認してください。

 

洗濯機や乾燥機の容量以上の羽毛ふとんを無理やり入れて使用すると羽毛が傷ついたり、羽毛ふとんが破れたりする原因となります。

シングルサイズの冬用羽毛ふとんの場合は15kg前後の容量、ダブルサイズでは25kg前後の容量があるかどうかが目安です。

ただし、ふとんの種類によって容量は変わるため、必ずご自分の羽毛ふとんのサイズやボリュームを確認してください。

 

 

 

  

 

羽毛ふとんを乾燥させる方法

羽毛ふとんを乾燥させる方法

 

ここからは、乾燥機を使って羽毛ふとんをふっくら乾燥させる方法をご紹介します。

乾燥機を利用して羽毛ふとんを乾燥させる方法は主に2つです。

 

• 自宅の乾燥機を利用する方法  

• コインランドリーを利用する方法

 

それぞれについて詳しくみていきましょう。

 

 

  自宅の乾燥機を使用する方法 

1. 洗い終わった羽毛ふとんを広げ、隅に固まっている羽毛を均一になるように手でつまんでほぐす

2. 羽毛ふとんを二つ折りにし、ドラムの側面に広がるように入れる

3. 数回に分けて乾燥機をかける

4. 乾燥機をかけ終えたら、30分程度日陰に干す

 

ふわふわに仕上げるポイントは、数回に分けて乾燥機をかけることです。

2回目以降は乾いていないところに風があたるように折り方を変えて入れてください。

およそ10分を目安にわけ、完全に乾くまで繰り返します。

 

ドラム式ではなく縦型の洗濯乾燥機を使用されている方もいるでしょう。

しかしドラム式に比べると縦型は乾燥に関する性能が劣るものが多く、容量に問題がなくても羽毛ふとんを傷つけてしまう可能性があります。

なるべくドラム式の乾燥機を利用した方がよいでしょう。

 

ただし、最近は性能の高い縦型洗濯乾燥機も登場しています。

説明書などをしっかり読んで判断しましょう。

 

羽毛ふとんを自宅で洗濯する方法について詳しく知りたい方は「【羽毛ふとんの正しい洗濯方法】快眠のために寝具は清潔に保とう!」をご覧ください。

 

 

  コインランドリーを利用する方法 

1. 洗った羽毛ふとんをたたみ、くるくると巻いた状態にして乾燥機に入れる(シングルなら二つ折り、ダブルなら三つ折り)

2. 10分ごとに乾燥機から取り出し、たたみ直す作業を3回ほど行う

3. 大きく広げて、羽毛ふとん全体に風が通るように30分くらい乾燥機で乾燥させる

4. 羽毛ふとんを広げ、日陰で風を通し、粗熱を取る

 

乾燥が不十分な場合は、20~30分を目安に乾燥を追加してください。

 

コインランドリーの乾燥機は自宅の洗濯乾燥機より容量の大きいものが多く、厚手で大きい羽毛ふとんもしっかり乾燥させられます。

ただし羽毛ふとんに対して、乾燥機の容量が大きすぎると羽毛ふとんを傷める原因となるため、適切な容量の乾燥機を選んでください。

 

羽毛ふとんをコインランドリーで洗濯する方法について詳しく知りたい方は「羽毛ふとんはクリーニングすべき?4つの洗い方・頻度・注意点も解説」をご覧ください。

 

 

 

  

 

羽毛ふとんを傷めず洗濯・乾燥させるなら専門業者のクリーニングがおススメ

羽毛ふとんを傷めず洗濯・乾燥させるなら専門業者のクリーニングがおススメ

 

自宅の洗濯乾燥機やコインランドリーを利用して羽毛ふとんを洗濯・乾燥させられますが、非常に手間がかかります。

やり方を間違えると、大切な羽毛ふとんを傷つける恐れもあります。

 

羽毛ふとんを長く大切に使いたい方や、ふわふわであたたかい羽毛ふとんを維持したい方は専門業者のクリーニングがおススメです。

自己流の乾燥ではなかなか難しいポイントもプロにお願いすれば、大切な羽毛ふとんを安心して任せられます。

 

羽毛ふとんのクリーニングなら「おうちdeまるはち」をぜひご利用ください。

スタッフがお家へふとんを取りに伺うため、面倒な事前準備は一切不要です。

 

高級ふとんメーカーが長年培った知識と経験を活かして、ふとんのクリーニングを行います。

また、乾燥工程にもこだわりを持っています。

おうちdeまるはちのクリーニング工場の乾燥について詳しく知りたい方は「シリーズ企画:おうちdeまるはちクリーニングのココがポイント! 乾燥のこだわり編」をご覧ください。

 

気になる方は、一度「おうちdeまるはち」にご相談ください。

 

 

 

  

 

まとめ

まとめ

 

羽毛ふとんをしっかり乾燥させるために、乾燥機の利用はおススメです。

自然乾燥よりも手軽に素早く、ふわふわに仕上げられます。

 

ただし、乾燥機を利用できる羽毛ふとんかどうか、事前にチェックしてください。

また、乾燥機を利用する際には羽毛ふとんを傷めないようにするため、さまざまな注意点に留意しなければなりません。

注意点を守りながら、心地よい羽毛ふとんとなるように乾燥機を利用しましょう。

 

羽毛ふとんを大切に長く使いたい方やなるべく手間をかけたくない方は、ぜひ専門業者のご利用を検討してみてください。


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