こたつふとんをキレイに保つ!洗濯方法と注意点を解説
冬にこたつを使用している家庭は少なくありません。 暖かいこたつは、家族団らんの場所にもなります。
使用しているこたつふとんですが、どのように洗濯されていますか?
「洗濯方法がわからない」 「どれくらいの頻度で洗った方がよいの?」 と悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
ここでは、こたつふとんの洗濯方法や注意点について詳しく解説しています。 こたつふとんをキレイな状態に保ち、気持ちよく使用しましょう。 |
こたつふとんを洗濯すべき理由冬に大活躍するこたつ。 こたつふとんの洗濯はどうされていますか? こたつふとんのカバーは洗うけれど、こたつふとんそのものは洗わずそのままとなっている方もいるのではないでしょうか?
こたつふとんにはさまざまな汚れが付着しています。 洗濯しなければ、汚れを放置したままとなり、さまざまな問題が生じる可能性があります。
ここではこたつふとんを洗濯すべき理由について、さらに詳しくみていきましょう。
食べ物の汚れが付着しているこたつふとんには、飲み物のシミや食べかすなど、さまざまな食べ物の汚れが付着しています。 こたつを囲んで食事をしたり、飲み物を飲んだりするため、寝るときに使用するふとんよりも汚れが付着しやすい環境にあるでしょう。
付着した汚れをそのままにしているとシミとなり、汚れが落ちにくくなります。 また、こたつふとんそのものが傷む原因にもなります。
ダニの温床となっている可能性があるこたつふとんには食べ物の汚れだけではなく、汗や皮脂など人由来の汚れもたくさん付着しています。
また、暖かく湿気のある場所は、ダニが好む環境条件です。 知らない間に、こたつふとんの中がダニの温床となっている可能性があります。 ダニをそのままにしていると、ダニのフンや死骸によってアレルギーや喘息が引き起こされることもあります。
清潔な環境を維持するためにも、こたつふとんを定期的に洗濯する必要があるでしょう。
こたつふとんを洗濯する頻度こたつふとんは、年に1回程度の頻度で洗濯しましょう。 タイミングとしては、こたつを収納する春先がよいです。 こたつふとんを洗濯してから収納すれば、清潔な状態で冬に使用できます。
ただし、こたつふとんが汚れた場合は、その都度洗濯するようにしましょう。 時間が経つと汚れは落ちにくくなるため、そのままにしないようにしてください。
また、こたつふとんのカバーはこまめに洗いましょう。 できればふとんカバーと同様、週1回くらいの頻度が理想です。
こたつふとんを洗濯するときは洗濯表示の確認が必須洗濯表示マークは必ず確認してください。まずは洗い方に関するマークを見てください。 洗濯できるこたつふとんなのか、チェックしましょう。
水洗い可否のマーク洗濯おけに手のマークが記載されていたら、洗濯機は使用できません。 また、バツ印が書かれていた場合は、自宅では洗濯できないため、クリーニング業者へお願いしましょう。
次に乾燥機の使用に関する表示マークをチェックしてください。
乾燥洗濯可否のマーク乾燥機にバツ印が付いていたら、乾燥機の使用はできません。
こたつふとんに使用されている素材によって、適切な洗濯方法は異なります。 万が一、洗濯表示マークが消えていたり、見つからなかったりした場合はクリーニング業者へお願いした方が安心です。 無理に自分で洗濯すると、こたつふとんの中綿が偏ったり、破れたりする恐れがあります。 こたつふとんの機能を低下させる可能性もあるため、慎重に対応してください。
こたつふとんを洗濯するときの注意点こたつふとんの洗濯は、通常の衣類と異なり、注意しなければならない点がいくつかあります。 どのような部分に注意すべきか、順番にご説明します。
自宅で洗うときは洗濯機の容量に注意自宅の洗濯機を使用する場合は、こたつふとんが入るのか容量を確認してください。
無理やりこたつふとんを押し入れて洗濯すると、こたつふとんが破れるだけでなく、洗濯機が故障する可能性もあります。 こたつふとんはサイズだけではなく、厚手のものなのか、薄手のものなのかでも容量は大きく異なります。
容量をチェックし、使用しているこたつふとんが入るかどうか確かめてから使用しましょう。
天候のよい日を選ぶこたつふとんを洗濯する場合は、天候のよい日にしましょう。
こたつふとんをしっかり乾燥させるためには、時間がかかります。 乾燥が不十分だと、湿気がこもり収納している間にダニが繁殖する可能性があります。 カビや雑菌の原因にもなり、不快な臭いの元にもなりかねません。
天候がよく、湿度の低い日を選ぶとよいでしょう。 そのため前日に雨が降った日など、湿度の高い日はなるべく避けるようにしてください。
こたつふとんをしっかり乾燥させるコツは、こたつふとん全体に風が通るように干すことです。 2本の物干し竿を使い、M字になるように干すと早く乾燥させられます。 その際は、中の綿が偏らないように、数回向きを変えながら乾燥させてください。
大きめの洗濯ネットを用意こたつふとんを洗濯するときは、大きめの洗濯ネットを使用して洗いましょう。
こたつふとんをそのまま洗濯機に入れて洗濯すると、大きな負荷を生地に与えることになります。 なるべく摩擦を少なくし、こたつふとんの負荷を最小限に留めるために洗濯ネットは必です。
洗濯ネットはなるべくふとん専用の洗濯ネットを用意してください。 小さめの洗濯ネットに無理やり詰めると、こたつふとんを傷める可能性があります。
こたつふとんの洗濯方法ここからは、こたつふとんの洗濯方法についてご紹介します。 こたつふとんを自分で洗う方法は大きくわけて2つあります。
どちらの方法でも、洗剤は中性洗剤やおしゃれ着洗い用の洗剤を使用しましょう。
また、洗濯前に食べかすや大きなゴミは取り除いておいてください。
シミなど気になる汚れがある場合は、適切な洗剤を使用してポイント洗いを行います。 こたつふとんのシミ取りには、基本的に酵素系の漂白剤を使用しましょう。 ただし、シミの種類によってどの洗剤が適切なのか異なります。 シミ取りに関して、さらに詳しく知りたい方は「【種類別】ふとんのシミ取り方法!注意点やシミ対策もご紹介」をご覧ください。
では、洗濯方法ごとにさらに詳しくみていきましょう。
自宅で洗う場合自宅で洗う場合、洗濯機を使用するケースと手洗いするケースがあります。 こたつふとんを手洗いする場合は、ふみ洗いがおススメです。
洗濯機を使用する方法と、ふみ洗いをする方法についてそれぞれご説明します。
【洗濯機で洗う方法】 1. 洗濯ネットにまるめて入れる 2. 洗濯機に入れ、大物洗いコースまたは毛布コースで洗う 3. 脱水まで完了したら、洗濯機から取り出し、乾燥させる
洗濯ネットに入れるときは、こたつふとんを3つ折りにし、くるくるとまるめてロール状にするとよいでしょう。 洗濯機に大物洗いコースや毛布コースがない場合、手洗いコースでも可能です。 脱水は、行いすぎるとこたつふとん内の綿が偏る原因となるため注意してください。 最後まで脱水せずに設定時間の半分くらいのところでとめて、1度様子をみてみましょう。
【ふみ洗いの方法】 1. 浴槽にぬるま湯を入れ、洗剤を溶かす 2. じゃばら折りにしたこたつふとんを浴槽に入れて浸し、ふみ洗いを行う 3. ふみ洗いが終わったら、キレイなぬるま湯に入れ替える 4. こたつふとんを裏返し、再びふみ洗いを行う 5. ぬるま湯を入れ替え、泡が出なくなるまで数回すすぐ 6. 浴槽のフチにかけ、水を切る 7. 乾燥させる
ふみ洗いは浴槽を使用すると便利です。
ふみ洗いをするときは、まんべんなく踏むように意識しましょう。
コインランドリーを使用する場合自宅の洗濯機が使用できない方の中には、コインランドリーを使用する方もいるでしょう。 コインランドリーは容量の大きな洗濯機や乾燥機があり、クリーニングに出すよりコストを押さえて洗濯ができます。
【コインランドリーで洗う方法】 1. こたつふとんをロール状にまとめ、洗濯ネットに入れる 2. こたつふとんの容量より大きめの洗濯機を選び、操作手順にしたがって洗濯を行う 3. 洗濯ネットからこたつふとんを取り出し、乾燥機にかける
自宅の洗濯機を使用する方法と大きく変わりませんが、操作手順は使用する洗濯機に書かれている方法に従って洗濯しましょう。 また、洗うこたつふとんが乾燥機を使用してもよいものかどうかは、必ず確認してください。
こたつふとんをふんわりと仕上げるコツは、乾燥機にかけている途中で表裏を入れ替えることです。 素材によっては、長時間高温の熱にさらされることで傷むものもあるため、なるべく必要最低限の乾燥時間で済むように調整しましょう。
こたつふとんの保管方法洗濯が完了したら、ふとんを十分に乾燥させましょう。 湿気を帯びたまま保管するとカビの発生率が上がります。 清潔な場所で、直射日光や湿気から遠ざけて保管することを推奨します。
また、季節ごとに陰干しを行い、ふとんを不定期に換気することも大切です。定期的なお手入れをすることで、不快な臭いやアレルギーの原因を軽減できます。
普通に保管しても臭いが付いたりダニが発生する場合は、圧縮袋や保管サービスを利用するなどをも良いでしょう。
こたつふとんの保管方法については、「こたつふとんはお店のクリーニングがおすすめ!その理由と注意点」で詳しく解説しているので、参照ください。
こたつふとんの洗濯はクリーニング業者がおススメ
こたつふとんを洗濯する方法についてご紹介しましたが、手順が煩雑で自信のない方はクリーニング業者の利用がおススメです。 ポイントをしっかり押さえていないと、こたつふとんのふんわり感が損なわれ、こたつふとんの機能が低下する恐れがあります。 また、こたつふとんが破れてしまったり、生地を傷めてしまったりとデメリットもあります。
こたつふとんをクリーニングに出すことでクリーニング代はかかりますが、洗濯する手間や長くこたつふとんを使えることなどを考えると、業者を利用するメリットの方を強く感じられるのではないでしょうか?
こたつふとんのクリーニングを業者にお願いするメリットについて、詳しく知りたい方は「こたつふとんはお店のクリーニングがおすすめ!その理由と注意点」をご覧ください。
こたつふとんをクリーニングに出すのであれば「おうちdeまるはち」をぜひご検討ください。 「おうちdeまるはち」はふとんメーカーが専用工場でクリーニングを行っています。 1枚1枚丁寧にクリーニングし、長く使っていただけるようにメンテナンスも行います。
ご利用はとっても簡単。 申し込みフォームかお電話で申し込んでいただくと、スタッフがご連絡をし、お客様のご自宅へこたつふとんの集荷へ伺います。 面倒な袋詰めは一切必要ありません。
こたつふとんは1枚あたり税込7,480円で承っております。 気になる方は「おうちdeまるはち」へご相談ください。
まとめこたつふとんは食べ物の汚れがつきやすく、定期的な洗濯が必要です。
年1回を目安に洗濯を行い、清潔な状態を保ちましょう。
ポイントを押さえて洗濯することで、こたつふとんの負担を最小限にできます。 仕事や家事が忙しく手間をかけられない方や、洗濯できるか自信のない方はクリーニング業者の利用をご検討ください。 |
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