ふとんのホコリの正体は?ホコリを放置するリスクやダニとの関連性を解説
「ふとんから出る白いホコリは何だろう?」 「ホコリを放置すると、身体に悪影響があるのか知りたい」
このように感じることはありませんか?
今回は、ふとんにつくホコリの正体と、ホコリを放置するリスク、ホコリとダニの関連性について解説します。
寝具の理想的な洗濯の頻度や、洗濯以外でホコリやダニをとる方法についてもわかるので、ふとんのホコリが気になる方はぜひ参考にしてみてください。
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ふとんのホコリの正体はハウスダスト![]()
ふとんのホコリの正体は、ふとんの繊維くずやダニの死骸などのハウスダストです。
ハウスダストの約3割は、土や砂ぼこり・花粉・排気ガスの粒子など外から持ち込まれるものです。
一方、7割は家の中で発生するとされています。
ふとんのホコリに多く含まれるのは以下の3つです。
●ふとんの繊維くず ●ダニの死骸 ●人やペットの毛、皮脂やフケ
1つずつ解説します。
ふとんの繊維くず
ホコリに含まれる物質のほとんどが、繊維くずや綿ほこりだといわれます。
室内は家具や衣類など綿を使う製品が多いため、ホコリが発生しやすい環境です。 特に、中綿が綿のふとんはホコリが多くなります。 ふとんの中綿が経年劣化や摩擦でちぎれて小さくなり、生地の外に出てしまうためです。
外に出たホコリは静電気によって壁やドアにくっつき、大きな塊になると床に落ちる性質を持ちます。
そのため、寝そべると口や鼻の位置が低くなり、ホコリを吸い込みやすくなります。 就寝時は特にホコリの影響を受けやすくなってしまうため、注意するようにしましょう
ダニの死骸
ふとんには、アンダーマットレスや枕と比較して数千倍のダニが潜んでおり、その数は1㎡に10万匹にもなります。
ダニは人の皮脂や毛髪をエサにします。 そのため、エサが豊富で適度な湿度と温度が保たれているふとんは、ダニの楽園となっているのです。
人の皮脂や汗は、身体の下にある敷きふとんに溜まっていくため、掛けふとんより敷きふとんにより多くのダニが発生します。 また、敷きふとんは掛けふとんに比べ動きがないため、より湿気がたまりやすくなるためです。 1gのほこりの中に1,500~2,100匹ものダニがいたという報告もあります。
ダニの死骸や糞などを人が吸い込むと、アレルギー発症の原因になるため、注意が必要です。
人やペットの毛、皮脂やフケ
人やペットの毛もホコリに含まれる物質の1つです。 自然に抜ける人の髪の本数は1日平均50~100本にもなり、季節によっては200本も抜けるケースもあります。 抜けた髪の毛がふとんのホコリと混ざることで、ホコリの量が増えてしまいます。
また、睡眠中にはがれ落ちた細かい皮脂も、ホコリの原因になります。
犬や猫などのペットを飼っている場合も、ふとんのホコリが増えるリスクを高めます。 抜け落ちたペットの毛がホコリになるためです。 特に、ペットと人が一緒のふとんで寝ている場合は、ふとんのホコリが発生しやすくなる可能性が高いでしょう。
ふとんのホコリはアレルギーや喘息の罹患リスクを高める
ほこりはアレルギーや喘息などの疾患リスクを高めてしまいます。
ほこりやハウスダストが発症原因となる疾患は、主に以下の3つです。
●アレルギー性鼻炎・結膜炎 ●アトピー性皮膚炎 ●気管支喘息
それぞれについて1つずつ解説します。
アレルギー性鼻炎・結膜炎
アレルギー性鼻炎の主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりです。 鼻がむずがゆかったり、サラサラの鼻水が出たりするのが特徴です。 また、目のかゆみや充血などが生じるアレルギー性結膜炎も、ホコリやハウスダストが原因で起こる疾患の1つです。
花粉症などの季節性アレルギーとは異なり、ホコリやハウスダストが原因で起こる鼻炎や結膜炎は、季節や気候を問わず慢性的な症状を引き起こすケースが多い傾向にあります。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、アレルギーを起こしやすい体質の方や肌の弱い方が発症しやすい疾患です。 ホコリやハウスダストによる皮膚への刺激が、かゆみや湿疹などのアレルギー症状を引き起こしてしまうケースが多くみられます。
ハウスダストだけでなく、石けんや化粧品などの化学物質や、紫外線、汗、ストレスなどもアトピー性皮膚炎を引き起こす原因と考えられています
気管支喘息
気管支喘息は、アレルギーによる炎症で気道が慢性的に狭まり、わずかな刺激でも過剰な反応が起こる疾患です。
より気道が狭まると、激しい咳や喘鳴、呼吸困難といった症状が起こり、呼吸状態が悪化します。
発作は夜間や明け方に多い傾向があるとされ、中には重い呼吸不全によって死に至るケースもあるため、注意が必要です。
寝具の理想的な洗濯の頻度
ふとんのホコリを減らすためには、寝具をこまめに洗濯し、常に清潔に保つことが重要です。
理想的な洗濯の頻度を、寝具の種類ごとに解説します。
●ふとんや枕は半年~1年に1回 ●シーツは1~2週に1回 ●毛布は年1回 ●枕カバーは週2回
ふとんのホコリが気になる場合、洗濯の頻度を見直してみてください。
ふとんや枕は半年~1年に1回
掛けふとんや敷きふとんは、半年~1年に一度は洗濯をするようにしましょう。 薄手のふとんであれば自宅で洗濯することが可能ですが、厚手の掛けふとんや敷きふとんは、自宅で洗濯するのが難しいものです。 無理に自宅で洗うと、中綿が崩れて寝心地が悪くなってしまったり、中までしっかり乾かせずに悪臭やカビの原因になってしまうこともあります。
そのため薄手のふとんは自宅で洗濯し、厚手のふとんはコインランドリーを活用するか、ふとんクリーニングに出すのがよいでしょう。
ふとんクリーニングなら、洗浄によるダメージを最小限に抑えながら清潔にしてくれるため、劣化リスクも低減できます。
ふとんの洗濯頻度は、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
「ふとんの洗濯頻度ってどのくらい? 種類や季節によっても変わる寝具の洗濯頻度の疑問を解説!」
枕も、半年~1年に1回の洗濯が理想です。 洗濯方法は、素材によって異なるため、洗濯表記を確認の上、枕カバーを外して洗濯するようにしましょう。
シーツは1~2週に1回
シーツの洗濯頻度は、1~2週に1回が理想です。
肌に直接触れるシーツは、もっとも汚れやすい寝具の1つです。 汗をかく夏は少なくとも週1回を目安に洗濯するようにしましょう。 また、大量に汗をかいた場合はさらに洗濯回数を増やすなど、汚れ具合で洗濯頻度を調整しましょう。 汗をかきにくい季節は2週間に1回でも問題ありません。
汗が染みこんだシーツを放置すると、雑菌が繁殖してしまいます。 たとえ朝起きたときにシーツが乾いていたとしても、寝ている間に汗を吸っているため、定期的に洗濯するのがおすすめです。
洗濯が負担になる場合、抗菌・防臭加工のシーツへの買い換えも効果的です。 清潔さを保ちやすくなり、洗濯回数を減らせるでしょう。
毛布は年1回
寒い冬の時期のみ使用している毛布は、基本的に年に1回は洗濯するのがよいでしょう。 ただ、シーズンを問わずに毎日使用している方やより清潔にしたい方は月に1回の洗濯をおすすめします。
素材によっては洗濯機や乾燥機が使えない毛布もあるため、事前に洗濯表示をチェックしておきましょう。
洗濯機に入らない場合、浴槽に40℃程度のお湯をため、液体洗剤を入れて踏み洗いする方法もあります。 すすぎ終わったら、端から足で踏み脱水し、しっかり乾かしましょう。
洗濯機に入らなかったり、踏み洗いするのが難しかったりする場合、コインランドリーやふとんクリーニングを検討することも視野に入れましょう。
枕カバーは週2回
枕カバーは少なくとも週1回、理想は週2回が洗濯回数の目安です。
枕は頭や顔が直接触れるため、特に清潔にしておきたい寝具です。 汚れた枕を使用していると、悪臭により睡眠が阻害されたり、ニキビや肌荒れの原因になったりする可能性があります。
枕カバーの洗濯頻度や、枕カバーが汚れている場合のリスクについて、以下の記事で詳しく解説しています。
「枕カバーの清潔を保つ理想の洗濯頻度は?洗う際の注意点もご紹介!」
ふとんはダニが繁殖しやすい環境
ふとんにいるダニのほとんどは「ヒョウヒダニ」です。
ヒョウヒダニは人の皮脂やフケ、垢をエサにして繁殖します。 ふとんはエサがふんだんにある上、ダニの好む温度20~30℃、湿度60~80%の高温多湿が維持された環境です。
人の体温で温められ、湿度も十分なふとんはヒョウヒダニにとって最適なすみかなのです。
ヒョウヒダニは高温多湿になる6月ごろから爆発的に増えますが、近年の猛暑でダニの発生ピークの長期化も懸念されています。
洗濯以外でふとんのホコリやダニをとる方法
ふとんを頻繁に洗濯するのは難しいので、その際はふとん乾燥機と掃除機を使ってホコリやダニを除去するようにしましょう。 ダニは50℃以上の高温に弱いため、ふとん乾燥機で60℃以上の熱を加えると死滅します。 ふとん乾燥機がない場合、スチームアイロンの先端にタオルをつけて20秒ほど当てるのも効果があります。
また、ダニの死骸はほこりの原因になるため、死滅させたあとは掃除機で徹底的に吸い取ることが大切です。
ふとんに掃除機をかけるときのポイントは以下の3点です。
●シーツやふとんカバーをはずして掃除機をかける ●掃除機は「強」で、1㎡に30秒かけるイメージでゆっくり動かす ●ふとんの両面を、縦方向と横方向にそれぞれ掃除機をかける
掃除機をかける頻度は週1回程度がよいでしょう。
また、ふとんの湿気をとるために、片面につき1~2時間ずつ日干しするのもおすすめです。 ただし、ふとんを干すときに叩くのは避けましょう。 叩くとふとんの繊維がちぎれて、さらにホコリが出てしまいます。
ふとんのダニの駆除方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
「【ふとんはダニの温床】潜むダニの駆除&繁殖を防ぐ対策について徹底解説」
ふとんのホコリ対策におうちdeまるはちのふとんクリーニングがおすすめな理由
ホコリやダニの除去のためには、定期的な洗濯が大切です。
しかし、かさばって重い掛けふとんや敷きふとんを、自宅で洗濯するのは容易ではありません。 そこでおすすめしたいのが、ふとんクリーニングの利用です。 ふとんクリーニングのメリット2点を解説します。
●ふとんを傷めず清潔にできる ●洗浄だけでなくメンテナンスや保管まで任せられる
それぞれ解説していきます。
ふとんを傷めず清潔にできる
掛けふとんや敷きふとんを自宅で洗うと、中まで乾かせずに生乾きの臭いが残ってしまったり、ふとんを傷めて寿命を縮めてしまったりする可能性があります。
「おうちdeまるはち」のふとんクリーニングは、中綿の汚れまでしっかり落としながらふとんへの負荷を極力抑えたクリーニング技術できれいにするため、耐久性を損ないません。
また、オゾン殺菌で中綿から殺菌し、銀イオン抗菌でガードするため、抗菌効果と防臭効果が期待できます。
さらに、オプションで防ダニ加工も可能です。
洗浄だけでなくメンテナンスや保管まで任せられる
「おうちdeまるはち」は「ふとんの病院」でもあります。 ふとんをクリーニングするだけでなく、シミ抜きや補修などの総合的なメンテナンスを行っています。 そのため、愛着のある大切なふとんをよい状態で使い続けたいという方に特におすすめです。
また、クリーニングしたふとんの長期保管サービスも行っています。
ふとんの傷みを抑えるために圧縮袋を使用せず、大型保管庫でご利用のタイミングまで大切に保管するサービスです。
ご自宅に十分な保管スペースがない方や、自宅での保管に不安があるという方は、ぜひご検討ください。
まとめ
ふとんのホコリは、中綿から生じる繊維くずやダニの死骸からなるハウスダストです。
ハウスダストはアレルギーや喘息などの呼吸器疾患の発症リスクを高めるため、可能な限り除去するのがよいでしょう。 ふとんを清潔に保つためには、適切なタイミングで洗濯し、なるべくほこりやダニの発生を抑えることが大切です。
しかし、大きな掛けふとんや敷きふとんを自宅で洗濯するのはとても難しく、型崩れや、細菌・カビなどを繁殖させてしまう原因になりかねません。
そのため、シーツや枕カバー、軽いふとんは自宅で洗濯し、重くかさばるふとんはクリーニングに出すのがおすすめです。
今回紹介した「おうちdeまるはち」のクリーニングで、ふとんのホコリやダニを抑えて快適な睡眠につなげてください。
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