枕カバーを洗濯する頻度は?

枕カバーは頭や顔が直接触れるものであるため、常に清潔な状態にしておくことが理想です。
では、清潔な状態を保つためには、どのくらいの頻度で洗濯すればよいのかを確認しましょう。
夏も冬も週に1~2回が理想
枕カバーは、最低でも週に1回は洗濯することが望ましいといわれています。
可能であれば、週に2回は洗濯するのが理想です。
下着を毎日取り換えるように、直接肌に触れる枕カバーもこまめな洗濯が必要です。
夏も冬も寝ている間に汗をかくのは同じなため、季節に関係なく週に1~2回の頻度で洗濯するようにしましょう。
天気が悪い日が続いて洗濯しても乾かない可能性があるときのために、替えの枕カバーを用意しておくことをおススメします。
「朝シャン派」なら毎日の洗濯が理想
就寝前にお風呂やシャワーを済ませる方なら週に1~2回の洗濯で問題ありませんが、そうでない方は注意が必要です。
いわゆる「朝シャン派」の方は整髪料やワックスをつけたままの状態で寝るため、枕カバーが汚れてべたついてしまいます。
その場合は、毎日洗濯することをおススメします。
「疲れて帰ってきてメイクを落とさずに寝てしまった」という場合も、枕カバーにファンデーションなどが付着している可能性があるため、翌日には洗濯するようにしましょう。
枕カバーが汚れる原因

枕カバーにはどのような汚れが付着しているのかを確認しておきましょう。
枕カバーが汚れる原因には「皮脂汚れ」「汗やよだれ」「すすぎ残した洗剤成分」が挙げられます。
皮脂汚れやフケ
睡眠中は頭皮や顔から多くの皮脂が分泌されるため、枕カバーには皮脂汚れが付着しています。
「寝る前にお風呂に入っているのでそんなに汚れないのでは?」と思われる方もいらっしゃいますが、睡眠中は成長ホルモンの働きによって細胞の修復や再生が行われています。
いくら頭や顔を清潔にしていても、角質が剥がれ落ちて枕カバーを汚しているということを覚えておきましょう。
また、頭皮から出るフケも汚れの1つです。
これらの汚れは蓄積されると嫌なにおいの原因になったり、ダニが繁殖したりするため、注意が必要です。
汗やよだれ
頭皮から出る汗も、枕カバーを汚す原因になります。
人は一晩でコップ1杯分の汗をかくといわれているため、こまめに洗濯しなければどんどん枕カバーに汗が染み込んで黄ばんでしまいます。
また、口呼吸で寝ている方に多いのが、よだれによる汚れです。
よだれも空気に触れると酸化して黄ばみやにおいを発生させます。
頑固な汚れとして蓄積される前に、洗濯でしっかりと落としましょう。
生乾きの髪の毛
髪の毛を洗った後、しっかり乾かさないまま寝てしまうと枕カバーが濡れてしまいます。
枕カバーだけでなく枕の内部にまで湿気が溜まり、そのまま放置するとカビが生える可能性があります。
せっかく髪の毛を洗って清潔な状態にしてから寝ても、雑菌やカビが発生している枕を使っていては不衛生です。
髪の毛を洗った後は、ドライヤーを使ってしっかり乾かしてからふとんに入るようにしましょう。
枕カバーが汚れている場合の悪影響

汚れた枕カバーを使って寝ると、私たちの身体にどのような悪影響が及ぶのでしょうか。
こまめな洗濯が必要な意味を知るためにも、確認しておきましょう。
睡眠の質が低下する
枕カバーに汚れが蓄積されて雑菌が繁殖すると、嫌なにおいがするようになります。
寝るときは顔を枕に乗せるため、においが気になって不快な思いをされる方も多いのではないでしょうか。
また、汚れた枕カバーを使って寝ていると思うと、気持ちよく眠れないという方もいらっしゃいます。
結果的に睡眠の質が低下し「ぐっすり眠れない」「起きたときに疲れが取れていないように感じる」といった状況にもなり兼ねません。
体調面や生活面にも不調が出てくることが考えられるため、枕カバーの清潔を保ち、気持ちよく眠れる環境を作ることをおススメします。
アレルギーを引き起こす
枕カバーに付着した皮脂やフケ・汗・よだれなどの汚れは、ダニを発生させる原因になるため注意が必要です。
ダニによるアレルギー症状には、アレルギー性結膜炎や鼻炎・喘息・アトピー性皮膚炎などがあります。
「目がかゆい」「鼻づまりがひどい」などの症状に悩まされている方は、枕カバーの洗濯頻度を見直してみましょう。
ダニは死骸やフンもアレルギーの原因になりますが、水に溶けやすい性質なので洗濯で洗い流すことが可能です。
枕カバーはふとんカバーやシーツに比べて小さいため、干す場所にも困りません。
アレルギーを予防するためにも、こまめに洗濯しましょう。
ニキビや肌荒れの原因になる
ニキビや肌荒れが気になるときは、枕カバーの汚れが原因かもしれません。
枕カバーに付着した皮脂やフケ・汗などの汚れが原因で発生した雑菌は、一晩で4倍以上に増えるといわれています。
枕に顔を密着させることで通気性が悪くなり、雑菌がさらに増殖しやすい状態になります。
枕の表面に付着している雑菌が肌に触れ、炎症が起きることでニキビができやすくなるため、できるだけうつぶせ寝を避けることも重要です。
それと同時に、枕カバーを頻繁に洗濯して雑菌を洗い流しましょう。
枕カバーの洗濯方法

枕カバーを洗濯する際には、いくつか確認しておきたい注意点があります。
洗濯前にチェックすべきことや、傷みや変色を防ぐ洗濯方法などをご紹介します。
洗濯表示を確認する
枕カバーは生地によって洗い方が変わるため、洗濯する前に洗濯表示を確認しましょう。
ほとんどの枕カバーは水洗いが可能ですが、念のためチェックしておくことをおススメします。

「洗濯機で洗える」「手洗いできる」のマークがあれば、水洗いが可能です。
手洗いマークが付いている場合は、洗濯機で洗うと生地が傷んでしまう可能性があります。
シルクなどのデリケートな素材の枕カバーを洗うときは、できるだけ手洗いしたほうが安心です。
洗濯機で洗濯する方法
枕カバーを洗濯機で洗濯する際は、裏返して洗濯ネットに入れることをおススメします。
ネットはなるべく網目の細かいものや二重網目のものを選び、色落ちや摩擦を防ぎましょう。
洗剤を投入したら洗濯機の「ドライコース」や「ソフトコース」で洗い、脱水は30秒以内に短く設定します。
生地にダメージを与えてしまう可能性があるため、漂白剤は使わないようにしましょう。
また、柔軟剤も種類によっては繊維の吸水性を悪くしてしまうことがあります。
そのため、使用するのであれば慎重に選ぶことが大切です。
手洗いで洗濯する方法
枕カバーを手洗いする場合は、強くこすらないよう注意しましょう。
まず、洗面器に40℃以下のぬるま湯を入れ、中性洗剤をくわえて洗濯液を作ります。
そこに裏返した枕カバーを入れ、軽く押し洗いをしましょう。
このとき、ゴシゴシこすると生地が傷んでしまうため、気をつけて洗います。
洗面器のぬるま湯を取り替えながらすすぎを繰り返し、泡が出なくなったら完了です。
軽く水を切ったら乾いたタオルで包み、水分を吸い取ります。
しつこい汚れやにおいがあるときは「つけおき」がおススメ
洗濯や手洗いをしても汚れやにおいが落ちないときは、つけおき洗いが効果的です。
まず、洗面器に30~40℃のぬるま湯を入れ、お湯1リットルに対して小さじ1杯の洗剤を溶かします。
そこに枕カバーを浸して30分ほどつけおきし、最後に軽く押し洗いしましょう。
あとは、手洗いする場合と同じように、泡が出なくなるまでお湯を取り換えながらすすぎます。
つけおき洗いをした場合としていない場合では、洗浄力に大きな差が出ることがわかっています。
それでもにおいが気になる場合は、枕本体が原因の可能性も考えなければなりません。
枕は素材によっては洗えないものもあるため、事前にしっかり洗濯表示を確認しておきましょう。
枕の洗い方については、こちらの記事でもご紹介しています。
「【素材別】枕の洗い方|自宅洗いの注意点・お手入れ方法も解説!」
枕カバーの乾かし方
枕カバーを乾かすときは、風通しのよい日陰を選んで干しましょう。
日が当たる場所に干すと生地を傷める原因になったり、紫外線によるダメージを受けて肌触りが悪くなったりする恐れがあります。
湿った状態でしわを伸ばしてから吊り干しすると、きれいに乾くのでおススメです。
自宅で洗えない場合はクリーニングへ

自宅で枕カバーを洗えない場合や、自分で洗ってもきれいにならない場合などは、クリーニングに出す方法もあります。
自宅では洗えない素材のものでも、専門の業者に依頼すればクリーニングしてもらえる可能性があります。
また、「ふとんや枕と一緒に枕カバーもクリーニングに出して、手軽にきれいにしたい」というときも利用されると便利です。
お店によっては除菌まで行ってくれるところもあるため、衛生面が気になる方はチェックしてみましょう。
まとめ

枕カバーの理想的な洗濯頻度や汚れの種類・汚れたまま使い続けることで起こる悪影響などをご紹介しました。
枕カバーには皮脂やフケなどのさまざまな汚れが付着しており、そのまま使っていると睡眠の質が低下したり肌荒れの原因になったりする可能性があります。
洗濯する場合は、自宅での洗濯が可能なのかを確認したうえで、適切な洗い方や干し方を調べておきましょう。
洗濯するのに理想的な頻度は季節は問わず、週に1〜2回です。
こまめに枕カバーを洗い清潔にし、睡眠の質を保ち気持ちよく眠りにつきましょう。
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