ふとんの洗濯頻度ってどのくらい? 種類や季節によっても変わる寝具の洗濯頻度の疑問を解説!
日本は多様な気候や洗濯機の大きさの問題によって、海外に比べると寝具類の洗濯頻度が少ないと言われています。 就寝スタイルの違いや、洗濯機の大きさ、天候など要因はいくつか挙げられますが、この記事を読んでいる中にも「こまめに洗うのが面倒…」「衣類と比べると洗濯頻度が低くて良いのでは」と考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし夜もジメジメして寝苦しい日々が続き、寝汗も多くなったと感じる方もいらっしゃると思います。 汗を吸っているふとん・カバーはできれば頻繁に洗濯したい・・・ものです。 適切な頻度・正しい洗い方で洗濯ができていなければ、不衛生な状態で寝てしまうことになり、睡眠不足や肌トラブルの原因にもつながってしまいます。
ここではふとんやカバーの洗濯頻度や洗い方について詳しく説明をしていきます。 清潔な状態で毎日の睡眠をさらに充実させていきましょう。
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寝具の洗濯頻度を注意しなければいけない理由
いつも使っているふとん。定期的に洗濯をしていますか?
・見た目がキレイだから必要ないのでは? ・カバーを付けているから、ふとんそのものは汚れていないだろう
このように考えている方もいるかもしれませんが、その考え方はキケンです!
逆に汚れが気になるからと言って、あまりにも頻繁に洗濯してしまうのもふとんにとっては負担が掛かってしまい良くありません。 ここでは寝具の洗濯には、なぜ適正な洗濯頻度が必要なのかご紹介します。
洗わなさすぎると起こること①寝ている間にかいた汗が蓄積する 人は寝ている間に大量の汗をかきます。 これは暑い夏だけでなく、冬の寝汗も同様です。 夏は環境により、コップ2杯分ほどの汗をかいていることもあります。 パジャマを着ているとはいえ、その汗がふとんに染み込んでいるのです。 見た目は汚れていなくても、汗が蓄積されたふとんは決してキレイとはいえません。
②ダニが発生する要因となる皮脂や角質汚れが付着する ふとんに付く汚れは、汗だけではなく皮脂や角質も寝ている間にふとんに付着し、そのままにしていると、臭いの原因になります。 さらに厄介なことに、この皮脂や角質はダニの大好物です。 エサが豊富で、快適な環境が整いやすいため、ふとんの中は、ダニの温床になってしまいます。 ダニのフンや死骸はアレルギーを引き起こす可能性もあり、ダニの増殖を未然に防ぐためにふとんの汚れ(皮脂や角質汚れ)は注意したいところです。
③湿気や汗がたまり、寝具の機能性を下げてしまう ふとんが重く感じたり、しっとりしていると感じたりしたら、ふとんに汚れが溜まっているサインです。 汗を吸収したふとんの中には、塩分や尿素などさまざまな成分も付着しています。 その成分に水分が吸着すると、湿気を帯び、ふとんが重くなっていきます。 そのせいで保温性が低下してしまうことも・・・ さらに湿気は雑菌繁殖の原因にもなります。 水分を飛ばすだけでなく、染み込んだ汗の成分もキレイに洗浄するためには、ふとんの洗濯が不可欠です。
ふとんも毎日身に着けているアパレルと考えて、適切なタイミングで洗濯をすることが大切です。
洗いすぎると起こることふとんも衣類と同様に布製の製品なので、使用していくにつれて当然痛みが生じてきます。 ですが、作られる段階で衣類のように毎日洗うことを想定していないため、頻繁に水洗いをすることで急速に劣化を進めてしまうという結果につながってしまいます。 また、自宅の洗濯機やコインランドリーを使用する場合は、生地の傷みが激しくなる傾向にあります。 耐久性と清潔さのバランスが難しいのですが、適正な頻度を理解することで洗濯によるふとんの劣化を最小限に抑えることが可能なのです。
ふとんの理想的な洗濯頻度は?【種類・季節ごとに解説!】
ではふとんの理想的な洗濯の頻度はどのくらいなのでしょうか。 今回はふとんの種類別で解説していきます。 また種類ごとにベストな洗濯時期も合わせてご紹介していますので、参考にしてみてください。
羽毛掛けふとんの洗濯頻度羽毛ふとんの洗濯は ●衛生面を重視するのであれば1年に1回程度 ●品質保持や耐久性を重視するなら3〜4年に1回程度 ●汚れが気になるのであれば2〜3年に1回程度 でクリーニングすることをおススメします。
適した時期は、冬用や夏用などを入れ替える季節の変わり目がベストです。 使い終わったあとに洗濯をしましょう。 掛けふとんは「身体の上に掛けるからあまり汚れていない」という訳ではありません。 カバーを掛けていても顎や首にふとんが直接触れるため、局所的に汚れが溜まりやすくなります。 そうした汚れはそのままにしておくと、肌トラブルを招く可能性もあります。 また、軽くて温かいのが特徴の羽毛掛けふとんですが、洗濯せずに使用しているとボリュームがなくなると、保温性が下がる原因にもなります。 これは単なるふとんの劣化ではなく、汗や皮脂などの汚れにより中の羽毛がうまく空気を含むことができなくなったことで起こっています。 羽毛ふとんは取り扱いが難しいため、できれば自宅での洗濯は控えた方が良いでしょう。 コインランドリーでも洗濯は可能ですが、乾燥時間の調整が難しいことやふっくらとした風合いを保ちたいのであれば、専門業者に任せるのがベストな選択といえます。
敷きふとんの洗濯頻度敷きふとんは、寝汗をダイレクトに吸収しているのでふとんの中でも汚れが蓄積されやすい特徴があります。 敷きふとんの内部にカビや雑菌が繁殖していると寝ている間にそれらを吸い込むことになるため、アレルギーなどの症状を発症しやすくなります。 ただ、1年中使用しているので、洗濯するタイミングが難しいのは事実です。 代替えのふとんなどがある場合や、長期の旅行に行く際などであれは気にせずに出すことが可能です。 使用している方の汗の量や寝室環境にもよって異なりますが、敷きふとんは1〜2年に1度くらいの頻度でクリーニングを行いましょう。 おススメのタイミングとしては夏にたくさん汗をかいたあとに洗濯してスッキリした状態で秋を迎えるのが◎。
枕の洗濯頻度枕は半年〜1年くらいの頻度で洗うことをおススメ します。 基本的に汗や皮脂、中に潜むダニなどは水洗いで除去できます。
しかしせっかく洗っても、中までしっかり乾かせていないと、カビや雑菌が繁殖する原因になってしまいます。 枕を完全に乾かすには時間が必要です。 洗うなら天気のよい日を選びましょう。
また、枕といっても、たくさんの種類があります。 使われている素材が特殊なものだったり、いくつかの素材が組み合わさったりしている枕もあります。 残念ながら、すべての枕が洗えるわけではありません。 素材によって自分で洗えるものと、そうでないものがあるので必ずお使いの枕の品質表示を確認しましょう。
ベッドパッド・敷きパッドの洗濯頻度物ベッドパッドや敷きパッドの洗濯頻度は使い方によって異なります。 シーツと併用せず、ベッドパッドが直接肌に触れる形で使用している場合には、1週間に1回程度洗濯するのがおススメです。 シーツと併用している場合には、そこまで頻繁に洗濯する必要はありません。 しかし、3カ月に1回程度は洗濯したほうが衛生的です。 この場合はシーズンごとに洗濯する習慣をつけると良いでしょう。
ベッドパッドには種類があり、家で洗えるものと家で洗えないクリーニングが必要なものに分けられます。 洗濯前に、ベッドパッドに付いている洗濯表示を確認して洗濯可能の表示があれば家で洗えます。 基本的には、ポリエステルやコットンは自宅で洗濯できるものが多く、ウールは洗濯可能なものと洗濯不可なものに分かれます。 ウールの場合、洗濯可能であっても特性上縮みやすいので、専門業者に任せてクリーニングする方が安心です。
自宅やコインランドリーでも洗えるの?自宅やコインランドリーでふとんを洗うことも可能ですが、その際に間違った洗浄方法や乾燥の仕方をしてしまうとふとんそのものの機能を損なう可能性があります。
寝具を清潔に保つために覚えておきたい自宅でのふとんの適切な洗濯方法をご紹介します。
また、コインランドリーを利用してふとんを洗濯するのにはメリットとデメリットがあります。 こちらでご紹介していますので、詳しくは「コインランドリーで洗濯する方法」をご覧ください。
失敗したくない!ふとんの洗濯は専門業者に任せるのがおススメ
最もおすすめしたいのは、ふとんクリーニングに出して丸洗いすることです。 費用はかかってしまいますが、プロにお願いすることで、ふとんの材質に合わせた洗い方と乾燥方法で、丁寧に洗ってくれるので安心です。
ふとんの洗濯なら「おうちdeまるはち」にお任せください「おうち de まるはち」は高級ふとんメーカーがふとんクリーニング専用工場で丁寧にクリーニングしています。 ただキレイにするのではなく、ふとん一枚一枚の状態に合わせて最適なクリーニング方法を見極めて洗浄します。 また「おうち de まるはち」は自宅までふとんを取りに伺います。 送料・配送料は無料です。 ふとんを長く、良い状態で使いたい方はぜひ「おうち de まるはち」をご利用ください。
カバー・シーツの理想的な洗濯頻度は?
最低でも週に1回洗濯をするのが理想的な頻度といえます。 ふとんの上に掛けるカバーやシーツに関しては睡眠中の汗や皮脂・角質汚れをしっかりとキャッチしています。 肌に直接触れるものなので、こまめに洗濯する習慣をつけておくことが大切です。
ふとんやシーツの上には毎日平均して7〜8時間程度横になっているので、毎日洗濯している衣類よりも、圧倒的に多くの時間・多くの汗や汚れを吸い込んでいます。 そう考えると『週1でも足りないくらい?』と思われる方もいるかと思いますが、これ以上洗濯をしてしまうとカバー・シーツの劣化を早めてしまう可能性がありますので、週1回を目安に洗濯することを意識してみてください。
カバー・シーツの洗濯の際に注意したいポイント
カバー・シーツを洗濯する前に、まずは目に見えるゴミを取り除きましょう。 眠っている間に落ちた髪の毛や糸くずが付着していることがあります。 そのまま洗ってしまうと、カバーやシーツの中の角にゴミが溜まり、干したときに乾きにくくなってしまいます。 直接払ってホコリを落とし、粘着クリーナーやブラシをかけてゴミを取り除いておきましょう。 また、シーツを洗う際に他の洗濯物と一緒に洗濯機に入れてしまうと、しっかりと全体の汚れや皮脂を洗い流せない可能性があるため、洗濯機に入れるときはシーツのみを入れるようにしましょう。
ふとん用洗濯ネットの使用がおススメカバーやシーツをふとん用の洗濯ネットに入れて洗うと生地の傷みや、シワを軽減することができるので、おススメです。
干し方に工夫をする洗濯が終わったカバーやシーツはすぐに干すようにしましょう。 時間をおいてしまうとついたしわが伸びなくなり、季節によっては蒸れて菌が繁殖し、生乾き臭の原因になってしまいます。
物干し竿を使う場合は、2本並べてM字型にかけて干すと効率よく乾かすことができます。
物干し竿が1本しかない場合でもハンガーをいくつかかけ、カバー・シーツをかぶせるようにして干すと空気の通り道ができるため、早く乾かせます。
ベランダに十分な場所が確保できない場合や雨天が続いている時に室内に干すのであれば、扇風機やサーキュレーターを用意し、カバーやシーツの隙間に風が通るように干すのが早く乾かすポイントです。
洗濯機に詰め込みすぎない洗濯機に詰め込みすぎると、次のような問題が発生する可能性があります。
■汚れが落ちにくい: 洗濯槽内がいっぱいだと、洗濯水が行き渡らず、汚れが落ちにくくなります。 ■生地が傷む: 洗濯機の動きが制限され、生地が強く擦れたり引っ張られたりして傷む可能性があります。 ■洗濯機が故障する: 洗濯槽の負荷が大きくなり、洗濯機の故障につながる可能性があります。 ■乾燥時間が長くなる: 洗濯物が十分に乾かず、乾燥時間が長くなります。 ■電気代や水道代が高くなる: 洗濯時間が長くなることで、電気代や水道代が高くなる恐れがあります。
カバーやシーツを洗濯する際は、洗濯機の容量の8割程度に抑えましょう。 洗濯槽に余裕を持たせることで、洗濯物の汚れをしっかりと落とし、生地を傷めずに洗濯することができます。 洗濯物の量が多い場合は、2回に分けて洗濯することをおススメします。
まとめ
皆さんにとってふとんはどんな場所でしょうか? 多くの方が「寝るところ」と答えるかも知れませんが、私たちはふとんの上で眠ることで身体と心の休息をとっています。
これを「人生」という観点でみてみると、ふとんは単に寝る場所ではなく、『1日のうちの約1/3を過ごす場所』だと考えることが可能です。 寝具のメンテナンス・お手入れに意識を向けることは「人生をより充実させること」と同様だとも言い換えることができます。 適切なふとんの洗濯頻度やお手入れのタイミングを知り、実践することで、眠りを通じて自分の人生をより良いものにしていきましょう。 |
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