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おねしょで汚れたふとんの洗い方! 臭いとシミを残さないための応急処置と予防対策とは?

作成日:2022年04月14日(木) 最終更新日:2022年09月22日(木) 公開日:2022年04月14日(木)

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当社(株式会社丸八真綿販売)はグループで日本最大級のふとん専用水洗い工場設備を有し、35年以上にわたってふとんクリーニングを行っています。実績は累計640万枚を超え、多くのお客様に永く愛されております。また10年以上ご好評いただいている羽毛リフォームも最高グレードで丁寧に仕上げます。本コラムでは、安眠インストラクターや快眠セラピストの資格を持ったスタッフが寝具のメンテナンス情報やぐっすり眠れるコツをご紹介しています。

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おねしょで汚れたふとんは、どうすればいいのでしょうか?

 

子育てをしていく上で、避けては通れないのが「おねしょ問題」。

子育てに限らず、場合によってはペットや大人でも粗相をしてしまうことがあるので、多くの方にとって意外に身近な問題かもしれません。

 

・ふとんは直接肌に触れる部分が多いので、できるだけきれいにしたい

・サイズが大きいのでどのように処理すればよいか悩んでいる

・臭いやシミを残さないための洗い方を知りたい

 

このような悩みをお持ちの方に向け、この記事では応急処置からしっかりと洗う方法、さらには予防対策まで幅広くご紹介します。

 

ぜひ参考にしてみてください。

 

記事の目次

 

  

おねしょに気が付いたら早めの応急処置がポイント!

おねしょに気が付いたら早めの応急処置がポイント!

おねしょに気が付いたときにゆっくりと考えている暇はありません。

おねしょの対処はスピード勝負です。

 

汚れを放置してしまうと、シミや黄ばみ、臭いが染み付いてしまいます。

洗濯でも落ちにくくなるので、まずはこれからご紹介する応急処置を行いましょう。

 

 

  水分を吸収する 

おねしょを発見したら、まずぬれてしまった部分の水分をしっかり吸い取ります。

ぬれた場所にタオルなどをあてて、上からしっかり体重をかけていきましょう。

このとき、タオル・トイレットペーパーなどを使うと便利です。

また、オムツやペットシートがあれば、吸収力が高いので効果的に吸水することができます。

上から踏んで水分をしっかり取ることが重要です。

 

尚、ふとんを絞って水分を出さないようにしてください。

生地や繊維を傷める原因になりますので、絞ったり擦ったりせずに押さえて水分を取るようにしましょう。

 

 

  クエン酸のスプレーで臭いを防止 

アンモニアのにおいが気になるときは、クエン酸が効果的。

酸性のクエン酸はアルカリ性のアンモニアの臭いを分解して消臭してくれます。

 

作り方と方法をご紹介していきます。

1.水200mlに、クエン酸小さじ1杯をスプレーボトルに入れて溶かす

2.おねしょ部分に、クエン酸スプレーを吹きかける

3.タオルやマイクロファイバークロスなどで水分を取る

 

注意点としては、スプレーの作り置きをしないことです。

時間が経過すると臭いがキツくなることがあるため、使うタイミングに合わせて作るようにしましょう。

もしクエン酸がない場合は、酢:水を1:1の割合で混ぜたものでもOKです。

 

 

  乾燥させる 

最後はしっかりと乾かしましょう。

 

おねしょで汚れたふとんを湿ったまま放置すると雑菌が繁殖します。

最悪の場合、カビが生えてしまう可能性もあるので、しっかりと乾燥させることが必要です。

 

天気がよければ、1時間に1回を目安に裏返しにして両面を天干しして、しっかり乾かしてください。

天日干しに適している時間帯は10〜14時頃なのでその間に干すようにしましょう。

 

もし、天日干しができない場合は、扇風機・エアコン・ふとん乾燥機を活用すると便利です。

おねしょの範囲が狭い場合は、ドライヤーで乾かす方法もあります。

 

  

 

 

しっかり洗ってふとんを清潔に保つことが大切!

しっかり洗ってふとんを清潔に保つことが大切!

 

おねしょのシミや雑菌を残さないためには、ふとんに染み込んだ汚れを洗い流すのが一番です。

洗っても大丈夫なふとんの場合は、おねしょの水分を取り除いたあとにキレイに洗い流しましょう。

 

この時に重要なのは、使用するお湯は40℃前後のぬるま湯にすることです。

アンモニアは水に溶ける性質があるので、おねしょの量が多いときや臭いが気になる場合にはぬるま湯をかけて洗い流しましょう。

 

ここでは寝具の種類やそれぞれの洗い方の方法をご紹介します。

 

 

  【ふとん・部分洗い編】 

1.水温を40℃前後に設定し、汚れた部分をシャワーで流す

2.タオルなどで水分を拭き取る

 *水気をとるときも絞らず、ふとんを押すようなイメージで行うようにしましょう。

3.クエン酸スプレーを吹きかけ、ぬらした部分を拭き取る

4.1~3の工程を何度か繰り返し、しっかり乾かして完了

 

部分洗いでも最後にしっかり乾かす作業が大切です。

湿ったままだと雑菌やカビの発生原因になり、ダニの心配も出てきます。

天日干しができないようであれば、ふとん乾燥機やドライヤーを活用しましょう。

 

 

  【ふとん・丸洗い編】 

丸洗いする場合は、お風呂の浴槽を使います。

1.浴槽に40℃前後のお湯をふとんが浸かるくらいの量をため、 必要に応じて中性洗剤を入れる

2.お湯の入った浴槽にふとんを入れて、足踏みして洗う

3.ふとんを裏返し、両面を洗う

4.浴槽の栓を抜き、再度足踏みして水気を出し切る

5.シャワーでふとんをすすぎ、水切りする

6.浴槽のフチにふとんを掛けて、1時間ほど水分を流し出す

7.2~3日ほど天日干しでしっかり乾燥させる

 

手順1で洗剤を使用した場合は、手順5のシャワーの段階で洗剤が出なくなるまでしっかりすすぎましょう。

 

 

  【マットレス編】 

マットレスは丸洗いができないので、以下の手順で行うのが良いです。

1.おねしょ部分を乾いたタオルで叩いておねしょの水分を吸い取る

2.40℃前後のぬるま湯で濡らしたタオルでさらに叩く

3.乾いたタオルやマイクロファイバークロスなどで水分を取る

 

マットレスは重たいので、天日で干すのはなかなか難しいですが、風通しのよい窓際に立てかけておくだけでもマットレス内の湿気が取れるので効果的です。

 

 

  コインランドリーを利用する 

コインランドリーを使った方法はふとん用の洗濯ネットを用意する必要があったり、ふとんのサイズによっては大きいふとんの場合は難しいことがありますが、条件が揃えば丸洗いから乾燥まですることができます。

 

事前にふとんの洗濯表示を見て、「洗濯機が使用できること」と「タンブラー乾燥ができること」の2点を確認しておきましょう。

では手順をご紹介します。

1.ふとんを縦に半分に折り、端からクルクル丸めてネットに入れる

2.洗剤が自動投入される機械でなければ、中性洗剤を入れる

3.洗い終わったらネットからだし、乾燥機へ移し替える

4.乾燥は60分以上のコースを選び、しっかり乾燥させる

湿気が残っていないことを確認して完了です。

コインランドリーは便利ですが、中綿が偏ったり乾燥機にかける時間が不十分で内側までしっかり乾いていなかったりすることがあるため、十分に注意が必要です。き

ちんと中まで乾燥させないとカビやダニの繁殖の原因にもなりかねません。

 

 

  ふとんクリーニングに出す 

自宅やコインランドリーでの自己流の洗濯が難しい場合は、ふとんクリーニングを依頼しましょう。

応急処置をしたあとに出来る限り早く依頼することが大切です。

「おうち de まるはち」は、ふとんクリーニングの専門家がしっかり汚れの種類を見極め、丁寧に水洗いをしていきます。

しっかり乾燥させるので、ふんわり清潔に安心してお使いいただけます。

 

シングルサイズの敷きふとんは1枚9,800円(税込10,780円)でクリーニングが可能です。

集荷・配送料は無料です!

 

スタッフがふとんの集荷に伺う際、ふとんの状態を一枚一枚確認します。

そのとき、おねしょの部分や気になることなど遠慮なくご相談ください。

詳しく確認したい方はこちらの「おうち de まるはち」をご覧ください。

 

  

 

 

おねしょをしたときに注意したい3つのNG行動

おねしょをしたときに注意したい3つのNG行動

 

おねしょに気が付くと「早く何とかしなければ」と焦るものです。

しかし、間違った処置のせいでふとんがより臭ってしまったり、汚れが落ちにくくなることもあるので十分に注意が必要です。

 

ここでは、やってしまいがちなのですが実は間違っている対処法について解説します。

 

 

  すぐに消臭・除菌スプレーをかける 

臭いが気になっておねしょを見つけてすぐに除菌・消臭スプレーをかけたくなるかもしれませんが、濡れている状態に吹きかけても、臭いをとることはできません。

逆に臭いがひどくなる場合もあるので、やめましょう。

また、頑固なシミの原因になることもあります。

 

 

  熱湯を使って洗う 

熱湯は殺菌に効果的です。

しかし、おねしょで汚れたふとんに熱湯を使うと尿の中に含まれるタンパク質が熱で変性し、固まるので逆効果になってしまいます。

一度固まってしまうと、おねしょの汚れを落とすのはかなり困難になってしまいます。

70℃以上の熱湯などになると、尿中の微量のタンパク質が固まるため、40℃前後のぬるま湯を使うのが基本です。

 

 

  何もせずに放置する 

おねしょふとんにはアンモニア臭が染み付いています。

放置時間が長ければ長いほど、より刺激臭を発し、雑菌やカビが繁殖する可能性もあります。

少しの範囲であっても、できるだけすぐに洗いましょう。

 

  

 

 

おねしょでふとんを汚さないための予防対策とは?

おねしょでふとんを汚さないための予防対策とは?

 

万が一、おねしょをしてしまったときにふとんを極力汚さずにすむ便利グッズを紹介します。

ふとんのお手入れは手間が掛かるため、汚さないよう事前に予防対策をしておくのがおススメです。

 

 

  防水シーツ・カバーをかける 

防水加工されたシーツやカバーを使用するのは一般的な対策ですが、ムレや湿気を逃がさないので注意が必要です。

寝床内の湿気がたまってしまうと寝苦しさや不快感に直結するので、防水シーツ・カバーの上にさらに敷きパットやキルトケットなどを敷くのがおススメです。

敷きパッドやキルトケットはおねしょで汚れてしまいますが、洗いやすいのでふとんやマットレスが大きなダメージを受けることはありません。

 

防水シーツ・カバーには、ふとんやマットレス全体をカバーする「全面タイプ」と、おねしょで汚れそうな部分だけに敷く「部分タイプ」とがあります。

寝相が激しい小さなお子さんには全面タイプの方が安心かもしれません。

 

また、寝返りを打ってもズレにくいのは大切な要素なので、防水シーツ・カバーを検討する際はズレ防止のための工夫がされているものを選ぶようにしましょう。

 

 

  おねしょ対策ズボンを履く 

ズボンタイプのものやスカートタイプがあり、市販でも1,000〜2,000円前後で販売しているようです。

防水になっているので、寝ているときにこのズボンを履くことでシーツやふとんまで濡らすことはなくなりそうです。

ただし、防水の生地を使用しているためムレが気になるところです。

ムレにくいタイプもあるようなのでぜひ使用する季節やお子さまに合ったものを選んであげてください。

また渇くのに時間が掛かるため、毎日使用する場合は数枚持っていた方が安心です。

 

  

 

 

まとめ

まとめ

 

おねしょで汚れたふとんも、多少の労力は要りますが正しい対処ができれば寝具に臭いやシミを残さないようにすることもできます。

おねしょでお悩みの方は、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。

 

小さいお子さんの場合、この悩みも成長とともにだんだんといい思い出に変わるはずです。

 

おねしょをしてしまっても大らかな気持ちを忘れずに、応急処置と正しい洗浄方法を理解してふとんやマットレスのお手入れをしっかりとしていきましょう!


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