羽毛ふとんクリーニングにかかる料金は?頻度や注意点を解説
羽毛ふとんを清潔に使うためには「クリーニング」が必要です。
しかし「料金がどれくらいかかるのか?」「料金がかかるなら自分で洗濯したほうがいいかも…」と考える方もいるのではないでしょうか?
自分で洗濯する方が安く済みますが、最悪の場合、羽毛ふとんの寿命を縮めてしまうかもしれません。
大切な羽毛ふとんを長く使いたいのであれば、信頼できるお店にクリーニングに出すことをおすすめします。
ここでは羽毛ふとんクリーニングにかかる料金や、注意点などについてご紹介します。
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羽毛ふとんクリーニングの料金はどれくらい?
自分で洗濯することが難しい代表的な素材の一つ「羽毛」。 しかし羽毛ふとんを洗わないままずっと使用していると汚れがたまり、ふとんそのものの機能が損なわれてしまいます。
そのため定期的なクリーニングが必要です。
クリーニングに出す時に気になるのがクリーニング代。 なるべく安くすませたいけど、安すぎるのも少し心配です。
羽毛ふとんクリーニングにかかる料金は、だいたい1枚あたり4,000〜11,000円程度。 条件によってはさらに高額な料金になる業者もあります。
なぜここまで料金にバラつきがあるのでしょうか? その理由をみていきましょう。
サイズや枚数によって変わる羽毛ふとんといっても、シングルやセミダブル・ダブルなどさまざまなサイズがあります。 大きなサイズになるほど料金は高くなる傾向に。
また複数枚まとめてクリーニングに出す方に向けたパックメニューを用意している業者もあります。 1枚ごとで値段が設定されている業者もあるため、料金について気になる方は問い合わせてみるとよいでしょう。
持ち込みか宅配かによっても違うクリーニングに出すと聞くと、よく思い浮かべるのは近所のクリーニング店へふとんを持ち込む光景ではないでしょうか? そのような「持ち込み」タイプのクリーニング店のほかに、最近は「宅配」タイプのクリーニング専門業者が増えています。
大きくかさばるふとんをクリーニング店へ持ち込むのは非常に大変です。 複数枚となると、何度も家とクリーニング店を往復しなければならないかもしれません。
「近所にクリーニング店がない」 「車がないのでクリーニング店まで持って行けない」 などさまざまな問題を抱えている方もいるでしょう。
そのような問題を解決してくれるのが宅配タイプのクリーニング業者。 自宅までふとんを取りに来てくれたり、専用の梱包材にふとんを入れて送ったりするだけでOKです。
宅配タイプは持ち込みタイプより料金相場が少し高くなりますが、手間がはぶけて便利です。
また持ち込みタイプを選ぶと近所のクリーニング店に限られますが、宅配タイプは複数ある業者の中から、自分のニーズに合った業者を選べます。 信頼できる業者へお願いできる点も宅配タイプのメリットです。
「おうち de まるはち」なら集荷・配送料無料!「おうち de まるはち」はご自宅までふとんを取り伺い、お届けも自社のスタッフで行う数少ないタイプの形態です。 高級ふとんメーカーのふとん水洗い専用工場で、丁寧にクリーニングを行っています。
袋詰めなど面倒な事前準備は一切必要ありません。 WEBまたはお電話でお申し込み後、スタッフがご自宅へ回収に伺います。
料金は羽毛掛けふとんシングルタイプが税込9,680円(税込)、羽毛掛けふとんセミダブル以上なら11,880円(税込)です。 集荷・配送料は無料!
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料金がかかっても羽毛ふとんを専門業者でクリーニングした方がよい理由
最近は自宅で洗える羽毛ふとんも多く販売されるようになりました。 自宅で洗えれば、クリーニング代を節約できると考える方も多いでしょう。
しかし羽毛ふとんは、ふとんクリーニング専門業者へお願いすることをおススメします。 なぜ専門業者がよいのでしょうか?
その理由についてご説明します。
羽毛ふとんを傷めるリスクが低い羽毛は非常にデリケートな素材です。 たとえ自宅で洗濯可能な羽毛ふとんであっても、扱い方を間違えるとふとんを傷めてしまいます。 すると羽毛ふとん本来の機能が損なわれ、保温性が著しく低下することに。
また最悪の場合、側生地が破れ羽毛ふとんそのものをダメにしてしまうこともあります。
ふとんクリーニング専門業者にお願いすれば、羽毛ふとんを傷めるリスクを最小限にできます。 クリーニング前に損なわれていたボリュームや保温性の回復も期待できるでしょう。
羽毛ふとんは非常に高価です。 それだけでなく大切な人からいただいたものや、長く使ってきた思い入れのあるものを使っている方も多いのではないでしょうか。
長く大切に使いたい羽毛ふとんなら、なおさら専門業者へお願いしましょう。
すみずみまでキレイにしてもらえる中の羽毛に絡みついている汚れは、しっかり洗浄しなければ除去できません。 自分でクリーニングを行うと、洗浄が不十分で中の汚れが取りきれていないことがあります。
しかし洗浄力を強めると、生地や羽毛が傷つく恐れがあります。
ふとんクリーニング専門業者へお願いすれば、羽毛ふとんのダメージを最小限にしつつ、中までしっかり洗浄してくれます。 またしっかり洗浄できたとしても、乾燥が不十分だと雑菌繁殖の原因に。 自宅ではスペースが限られ、乾かしにくい羽毛ふとんですが、専門業者ならしっかり乾燥させてくれます。
手間がかからない自分で羽毛ふとんをクリーニングするとなると、朝から丸一日時間を費やさなければならないこともあるでしょう。 また乾燥させるためにスペースの確保も必要です。 複数枚クリーニングする方は、羽毛ふとんクリーニングに数日…となる場合も。
羽毛ふとんクリーニングは非常に手間がかかります。
しかし宅配のふとんクリーニング専門業者へお願いすれば、ふとんを業者へ渡すだけでOK。 羽毛ふとんをキレイにしてくれるだけでなく、手間も最小限に抑えられます。
羽毛ふとんをクリーニングに出す頻度
羽毛ふとんは衛生面を重視するのであれば1年に1回程度。 品質保持や耐久性を重視するなら3〜4年に1回程度。 汚れが気になるのであれば2〜3年に1回の頻度でクリーニングすることをおススメします。
あまり頻繁にクリーニングすると、羽毛ふとんがダメージを受けます。 適切な頻度でクリーニングを行ってください。
また羽毛ふとんを5年以上使っている方は羽毛ふとんの打ち直しもおススメです。
羽毛ふとんの打ち直しについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。 「羽毛ふとんの打ち直しとは何?打ち直しをする目安やメリットをご紹介」
羽毛ふとんをクリーニングに出す時の注意点
羽毛ふとんをクリーニングに出す時に注意して欲しいことがあります。 3つのチェックポイントについてみていきましょう。
品質表示を確認する必ず品質表示を確認してください。 羽毛ふとんの中にはシルクが含まれているものなど、羽毛だけでなくさまざまな素材が使用されているものがあります。
そのためふとんクリーニングができないものもあります。
また側生地に縫い目がない「ノンキルト加工」と表示されているものはクリーニングできない可能性が高いです。 ノンキルト加工がされたふとんは、縫わないかわりに接着剤が使用されています。 クリーニングしている間に接着剤が剥がれてしまう恐れが…。
クリーニング業者により、取り扱いできる素材は異なります。 不安な場合は、あらかじめふとんクリーニング専門業者に問い合わせておくと安心です。
水洗いしてくれる業者を選ぶふとんクリーニングといっても、さまざまなクリーニング方法があります。 羽毛ふとんについている汚れは、汗や皮脂など水溶性のものが主です。 水洗いをしてもらえればキレイに洗浄できるでしょう。
一方、脂溶性の汚れを落とすドライクリーニングは羽毛ふとんクリーニングに不向きです。 ドライクリーニングを行うと、羽毛がもっている油分まで落としてしまう可能性が。 羽毛の油分は羽毛ふとんの特徴であるふんわり感や保温性を保つ重要な役割があります。
羽毛ふとんクリーニングは水洗いしてくれる業者を選びましょう。
側生地のやぶれ・ほつれをチェックする側生地にやぶれやほつれがないかチェックしてください。 大きなやぶれやほつれがあると、クリーニング中に羽毛が出てくる可能性があるため、クリーニングできないことがあります。
側生地にやぶれやほつれがあるのであれば、クリーニング可能かどうか業者に問い合わせてみるとよいです。
「おうち de まるはち」ならやぶれ・ほつれを修繕してクリーニングすることも可能です。 ぜひ一度ご相談ください。
クリーニング後は便利な保管サービスの利用がおすすめ
クリーニングから返ってきた羽毛ふとんはどのように収納されていますか?
圧縮袋はふとんをコンパクトに収納できる便利なアイテムですが、強く圧縮してしまうとフェザー(軸のある羽根))が折れてしまい、ふとんを傷めてしまう恐れがあります。 またビニール製のものがほとんどなので、長期間圧縮していると湿気がこもって臭いの原因になったり、ボリュームが戻らないことも。。
しかしそのままの状態ではスペースが確保できず、収納場所に困っている方もいるのではないでしょうか。
そのような悩みを持つ方におススメしたいサービスが「保管サービス」。 一定期間、ふとんを業者が保管してくれるとても便利なサービスです。
どのようなサービスなのか、詳しくみていきましょう。
羽毛ふとん管理サービスのメリット一番のメリットは家のスペースが広くなることです。 羽毛ふとんを収納するために使用していたスペースを、ほかの用途に利用できます。
また羽毛ふとんを最適な条件で保管してくれるため、羽毛ふとんを清潔に保てます。 せっかくキレイな状態で手元に戻ってきても、収納環境が悪いと雑菌やカビが生えたり、ダニが繁殖したりすることが…。
ふとん管理サービスを利用すれば、スペースに困ることがなく、羽毛ふとんにとって最高な状態を保つことができます。
羽毛ふとん管理サービスのデメリットとても便利な羽毛ふとん管理サービスですが、主に3つのデメリットがあります。
1. コストがかかる 2. 羽毛ふとん管理サービスは基本的にクリーニングとセット 3. 急に羽毛ふとんが必要になっても使えない
家で保管すれば料金はかかりませんが、サービスを利用するにはコストがかかります。 また羽毛ふとん管理サービスは、基本的にクリーニングとセットで提供されています。
さらに羽毛ふとん保管サービスは利用する時に保管期間を指定します。 「急に寒くなったから羽毛ふとんを使いたい」と思っても、すぐ手元には戻ってきません。 必要になったとき、連絡すれば返却してくれることもありますが、数日待たなくてはならないでしょう。
保管してもらう期間の目安一般的に保管してもらう期間は6ヶ月程度です。 暖かくなって羽毛ふとんをクリーニングに出す5月くらいから、寒くなってくる10月くらいまでの間が一般的な期間です。
しかし最近は季節ごとの気温の変化が例年と異なるケースも増えています。 指定した返却時期よりも早めに返却をお願いできるかどうか、サービス内容を確認しておきましょう。
「おうちdeまるはち」は羽毛ふとんの保管サービスも行っています「おうち de まるはち」では羽毛ふとんの長期保管サービスも行っています。
温湿度管理を徹底し、圧縮袋は使用せず保管します。 また、返却前には再乾燥させてお戻しするのでふっくら気持ちよく使用していただけます。 ご利用料金は1枚あたり2,200円(税込)。 クリーニングのオプションとしてご利用いただけます。
最長6ヶ月までのお預かりが可能です。 返却の時期はお預かり時に選択していただいていますが、納期を早められる場合はご連絡いただいてから10日程度でお届けが可能です。
長期管理サービスについては「ふとんの長期保管サービス」をご覧ください。
まとめ
羽毛ふとんのクリーニングは、「どのようなサイズなのか?」「持ち込みタイプなのか?」「宅配タイプなのか?」など、さまざまな条件によって料金は変わります。 コスト面も考慮して、自分のニーズに合った業者を選びましょう。
また最近は自宅で洗える羽毛ふとんも販売されていますが、長く大切に使いたいのであればクリーニング専門業者がおススメです。 収納スペースに困っている方は羽毛ふとんの長期保管サービスも考慮してみてはいかがでしょうか。 |
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