羽毛ふとんの保管サービスとは
羽毛ふとんの保管サービスとは、クリーニングした羽毛ふとんをそのまま保管・管理してくれるサービスのことです。
羽毛ふとんをクリーニング業者の専用保管スペースで一定期間保管してくれます。
サービスの利用方法や保管期間は、業者によって異なります。
一般的な利用方法の流れは次の通りです。
【羽毛ふとんの保管サービスの利用方法】
1. 電話やパソコン・スマートフォンから羽毛ふとんのクリーニングと保管サービスの利用を申し込む
2. 羽毛ふとんをクリーニング業者へ届ける
3. 保管期間が終了したら、羽毛ふとんが自宅に届けられる
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保管期間はお店によって異なりますが、羽毛ふとんの場合、冬物寝具をしまう5月ごろから6ヶ月間程度が一般的です。
保管期間は羽毛ふとんを預けるときに決めることが多いでしょう。
指定の期間が過ぎたら、自宅へ配送してくれます。
ふとんの素材や側生地がやぶれているなど、羽毛ふとんの状態によってクリーニングできない場合があります。
自分の羽毛ふとんがクリーニングできるものかどうか、あらかじめ確認しておきましょう。
不安な場合は、クリーニング業者へ問い合わせることをおススメします。
羽毛ふとん保管サービスを利用するメリット
羽毛ふとん保管サービスを利用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
2つのメリットについてご説明します。
自宅で保管するスペースが不要になる
自宅で保管しなくてもよいため、保管スペースを考える必要がありません。
羽毛ふとんを収納するためには、大きなスペースが必要です。
家庭によっては、複数枚の羽毛ふとんを収納しなければならないこともあるでしょう。
収納スペースを確保するために、ほかのものを処分したり、無理やり物を移動させたりしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
羽毛ふとん保管サービスを利用すれば、羽毛ふとんの収納スペースを確保しなくてもよくなり、空いたスペースを別の用途に使用できます。
適切な環境で清潔に保管できる
羽毛ふとん保管サービスでは、羽毛ふとんを清潔な状態に保てるように適切な環境が維持されています。
そのため、羽毛ふとんを長持ちさせられるでしょう。
羽毛ふとんを清潔に保管するためには、風通しがよく湿気の少ない場所が必要です。
湿度が高い場所では、カビが生えたりダニが繁殖したりする恐れがあるためです。
しかし、自宅内で羽毛ふとんが収納できる十分なスペースと湿度が低く風通しのよい場所を見つけるのは、非常に難しいのが現実です。
その結果、羽毛ふとんを収納できるスペースがあったとしても、清潔に保てず、保管している間に羽毛ふとんを傷めてしまう可能性があります。
羽毛ふとんの保管サービスを利用すれば、プロが適切な状態を保ってくれます。
清潔な羽毛ふとんは、心地よい眠りをもたらしてくれるでしょう。
羽毛ふとん保管サービスを利用するデメリット
保管サービスの利用はメリットもありますが、デメリットもあります。
どのようなデメリットがあるのか、順番にみていきましょう。
クリーニングとセットとなっている
羽毛ふとん保管サービスは、クリーニングとセットになっているケースがほとんどです。
多くの場合がクリーニングのオプションサービスとして提供されています。
そのため、羽毛ふとん保管サービスのみの利用ができず、クリーニングも合わせて検討する必要があります。
コストがかかる
羽毛ふとんのクリーニングと保管サービスを利用するため、料金がかかります。
自宅で羽毛ふとんを洗濯し、保管すればコストはほとんどかかりません。
それに比べ、クリーニングと保管サービスにかかる費用は決して安いとはいえないでしょう。
羽毛ふとんの保管サービスの利用は、便利さとコストのバランスを考えて検討する必要があります。
使用したいときにすぐ取り寄せられない場合がある
急に羽毛ふとんが必要となっても、すぐに手元に戻ってくるわけではありません。
羽毛ふとんの保管サービスは、利用時に保管期間を決めているケースがほとんどです。
そのため、急に気温が下がってきたから羽毛ふとんを使用したいと感じても、保管期間が過ぎていなければ、すぐに羽毛ふとんを利用できません。
羽毛ふとんの返送時期を変更できたとしても、手元に羽毛ふとんが戻ってくるまでにある程度の時間が必要になります。
羽毛ふとん保管サービスを選ぶポイント
羽毛ふとんの保管サービスは、さまざまな業者が提供しています。
同じ羽毛ふとんの保管サービスでも、どのような方法で保管しているのかなど、サービス内容は異なっています。
どのように業者を選べばよいのか迷っている方もいるのではないでしょうか?
ここからは業者を選ぶ4つのポイントについて詳しくご紹介します。
実績が豊富な業者を選ぶ
羽毛ふとんの保管サービスを利用するためには、クリーニングを利用する必要があります。
大切な羽毛ふとんを任せるため、実績豊富な信頼できる業者を選びましょう。
クリーニング業者といっても、シミ抜きや洋服のクリーニングに強い業者などさまざまです。
なるべく羽毛ふとんのクリーニングに長けた業者を選ぶようにしましょう。
また、ドライクリーニングではなく、水洗いをしてくれるかどうかもチェックしてください。
ドライクリーニングでは、汗やアレルゲンは落ちません。
さらに羽毛に含まれる油分が取り除かれ、羽毛ふとんの機能低下につながるおそれがあります。
羽毛ふとんの汚れに対して、臨機応変に対応してくれるのかなども重要なポイントです。
安心して羽毛ふとんを預けられる技術と知識を持つ業者を選んでください。
クリーニング後に保管してくれる
羽毛ふとんを保管するタイミングは、業者によって異なります。
羽毛ふとんをクリーニングした後に保管してくれる業者を選ぶことをおススメします。
羽毛ふとんについた汚れは、時間が経つほど落ちにくくなります。
また、汚れがついたまま長時間保管されていると、適切な環境であってもカビの発生やダニの繁殖につながる可能性があります。
羽毛ふとんに負担がかからないように、保管前にクリーニングをしてくれる業者を選びましょう。
返却時期の調整ができる
羽毛ふとんの保管期間を変更できるかどうかチェックしてください。
保管期間は、一般的に羽毛ふとんを預けるタイミングで決めることが多いです。
しかし気候はその年によって変わります。
返却時期を早めたい、もしくは保管可能な期間ギリギリまで伸ばしたいなど、事情によって変更が必要になる場合もあるでしょう。
返却時期の変更ができる業者の方が、安心して利用できます。
圧縮しないで保管してくれる
羽毛ふとんを圧縮しないで保管・返却してくれる業者を選びましょう。
圧縮袋はかさばるふとんをコンパクトに圧縮してくれる便利なアイテムです。
しかし羽毛ふとんを圧縮すると、中の羽毛が折れる可能性があります。
一度折れた羽毛は元に戻らないため、圧縮前のふんわり感のある羽毛ふとんに戻らなくなります。
さらに長期間圧縮による負荷をかけられると以前のように羽毛が開かず、空気を含む層が少なくなり、ボリュームに加えて保温性も低下してしまう恐れがあります。
また、密閉された圧縮袋内は空気が通らなくなるため、独特の臭いが発生したり、湿気がこもって雑菌やダニの繁殖につながったりする点もデメリットです。
羽毛ふとんを傷つけ、ふとんの寿命を縮めることにつながるため、圧縮袋を使用しない業者かどうかを必ずチェックするようにしましょう。
羽毛ふとんのクリーニングと保管は「おうちdeまるはち」へ
羽毛ふとんのクリーニングと保管サービスをどの業者にお願いしようか迷っている方は、ぜひ「おうちdeまるはち」をご検討ください。
累計640万枚以上の実績をもつ、ふとんを知り尽くしたプロがこだわりのふとん水洗いクリーニングを行っています。
一枚一枚、大切なふとんを傷めず丁寧に洗います。
「おうちdeまるはち」のクリーニングポイントについて詳しく知りたい方は「シリーズ企画:おうちdeまるはちクリーニングのココがポイント! 洗浄のこだわり編」をご覧ください。
「おうちdeまるはち」では、クリーニングのオプションとしてふとんの長期保管サービスをご用意しています。
1枚2,200円(税込)でご利用可能です。
保管前にクリーニングを行い、出荷前に再乾燥させたふんわりと快適な羽毛ふとんをお客様へお届けしています。
羽毛ふとんにとって適切な環境で保管を行い、圧縮袋は使用しません。
最長6ヶ月の保管が可能です。
返却時期は羽毛ふとんを預けるタイミングで決めていただきますが、時期を早めたい場合は連絡をいただいてから10日前後でお届けできます。
また「おうちdeまるはち」は、ふとんをご自宅までスタッフが取りに伺います。
そのため袋詰めなどの面倒な作業は一切不要です。
気になる方は「おうちdeまるはち」へお問い合わせください。
まとめ
羽毛ふとんの保管サービスは非常に便利なサービスです。
自宅の収納スペースが必要ないだけではなく、羽毛ふとんにとって最適な環境で保管ができます。
大切な羽毛ふとんを長く使いたいと考えている方にも、ぜひ利用していただきたいサービスです。
ただし、どの業者のサービスを利用するのかは慎重に検討しなければなりません。
クリーニングや保管方法によっては、羽毛ふとんを傷つけてしまう可能性があります。
• 実績が豊富な業者を選ぶ
• クリーニング後に保管してくれる
• 返却時期の調整ができる
• 圧縮しないで保管してくれる
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以上のポイントをもとに、信頼して羽毛ふとんを預けられる業者を選ぶようにしましょう。
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