寝ているのにあくびが多い!良質な睡眠のコツや考えられる病気とは?
生活をしていると度々してしまう「あくび」。 生理的な現象であり、誰でもしてしまうのは当然ですが、頻度が多すぎると不安になることもあるでしょう。
あくびの頻度が多い原因として、睡眠に問題がある場合や、何らかの病気である場合も考えられます。 万が一病気が隠れている場合には、重症化する前の適切な対策が必要です。
この記事では、あくび解消に役立つ良質な睡眠のコツや、あくびの原因となる病気を解説します。 寝ているのにあくびが多い不安を解消し、これからの健康に役立てましょう。
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あくびの頻度が多すぎる時は寝不足・酸素不足・疲労の解消を![]()
あくびは脳の覚醒を促すための生理的現象で、寝不足の時にはあくびの頻度が増えがちです。
また、酸素が不足している時は脳の機能が低下します。 この場合も、覚醒を促すためにあくびの頻度が増える傾向があります。
その他、強い疲労によって自律神経が乱れ、よく寝ているのにあくびを繰り返すケースもあります。
多すぎるあくびに対処するにあたっては、寝不足・酸素不足・疲労の解消を目指すべきです。
寝ているのにあくびが多い!良質な睡眠を取るコツは?
多すぎるあくび解消のためには、寝不足や酸素不足の解消が重要です。 睡眠時間を増やすだけでなく、良質な睡眠をとることを心がけましょう。
では、良質な睡眠を取るために、どのような点に気を付けるべきなのでしょうか。 厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」によると、以下の5つのポイントが重要だとわかっています。
●毎日6時間以上の睡眠時間 ●ふとんのクリーニング ●ふとんや寝具の交換 ●夜間のスマートフォンは控える ●寝る1~2時間前に入浴する
気持ちよく眠るカギは、光・温度・寝具といった就寝環境を整備したうえでの一定時間の睡眠です。 以下で、それぞれのポイントを解説します。
毎日6時間以上の睡眠時間を確保して休日の寝だめを避ける
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」によると、6時間以上の睡眠は様々な病気のリスクを下げるとされています。 とくに、7時間程度の睡眠がもっとも健康を損ねるリスクを減らすといわれており、適正な睡眠時間の確保がいかに重要かがわかります。
短すぎる睡眠時間と同様に、休日の寝だめも必ず避けるべきです。
健康へのリスク増加や体内時計のズレを助長する原因となるため、睡眠の質低下につながってしまいます。
ふとんのクリーニングを行う
良質な睡眠を取るためには、きれいにクリーニングされたふとんで眠るのも大切です。 1日の疲れを癒すには快適な就寝環境が必須です。 しかし、クリーニングせず使い続けたふとんには、ダニ・汚れ・臭いが付着していて、快適とはかけ離れています。
加えて、不衛生な寝具での睡眠はアレルギーや喘息、身体のかゆみを発症しやすくなります。 ふとん内部の細かい汚れは個人のお手入れだけでは落としきれないため、ふとん専門のクリーニングサービスを活用するのがおススメです。
きれいなふとんで心地よく眠りたい場合、おうちdeまるはちの「こだわりふとん水洗いクリーニング」をぜひご検討ください。 「こだわりふとん水洗いクリーニング」の特徴は以下の3つです。
●「オゾン殺菌とA銀イオン抗菌」でWの抗菌&防臭 ● 中綿がしっかり洗える充実の設備と天竜川の水での洗浄 ● ふとんのクリーニングだけでなくメンテナンス補修も
洗浄にとどまらず軽微な補修は一部無料でも行います。 お預かりしたおふとんを内部まで清潔な状態にするため、寝心地の良い状態でお返しします。
「おうちdeまるはち」の「こだわりふとん水洗いクリーニング」は、以下のお値段で承っております。 ぜひこだわりのクリーニングをご検討ください。
●掛けふとんシングルサイズ 8,800円(税込み9,680円) ●掛けふとんセミダブルサイズ以上 10,800円(税込み11,880円) ●敷きふとんシングルサイズ 9,800円(税込み10,780円) ●掛けふとんセミダブルサイズ以上 11,800円(税込み12,980円) ●羽根まくら 2,500円(税込み2,750円)
ふとんをクリーニングするべき理由は以下の記事でも解説していますので、参考にしてみてください。
【ふとんクリーニング】業者に依頼すべき7つのワケ|頻度・タイミングは?
ふとんを買い替える
敷きふとんを買い替えする場合、身体をしっかり支えられて、寝返りがうちやすいものを選ぶのがおすすめです。 敷きふとんは柔らかすぎると腰を痛めやすく、硬すぎると身体の圧力が分散しにくくなります。
適切な硬さのふとんを選ぶためには、自分の体重を参考にするも良いでしょう。 一般的に体脂肪率が高めの方や筋肉質な方は体重が重いため、硬めのふとんが合っています。 平均体重や痩せ型の方は、標準的な硬さや柔らかめのものを選びましょう。 自分の体重を考慮したうえで硬さを選択し、保温性や放湿性が良い敷ふとんを選ぶのが理想的です。
夜間のスマートフォンはなるべく控える
夜間のスマートフォンの使用は快適な睡眠を妨げます。 睡眠を促すメラトニンの分泌が抑制され、睡眠と覚醒のサイクルが妨げられてしまうためです。
照明器具やスマートフォンが発する光には、体内時計に強い影響を及ぼす短波長光(ブルーライト)が多く含まれています。 寝る1~2時間前以降はスマートフォンを使用しないのが望ましいですが、どうしても調べものをしたい日もあるでしょう。 その場合、ブルーライトをカットする保護フィルムやスマホ本体の夜間モードを活用すると、悪影響を軽減できます。
寝る1~2時間前に入浴する
人間の深部体温(脳や臓器などの体温)は1日周期で変動しています。 速やかに就寝するためには、体内の深部体温を適切に低下させることが重要です。
「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、就寝の約1〜2時間前に入浴した場合、しなかった場合に比べて速やかに就寝できるとされています。 入浴後は血管が開いているため熱が放散されやすく、深部体温が下がるためです。 早めのバスタイムを心がけ、気持ちの良い眠りにつきましょう。
あくび解消には運動も有効
前述の通り、あくびは脳に酸素を供給し、覚醒状態を保つための生理現象です。 そのため、デスクワークや長時間の座り仕事により血流が滞りがちになると、脳への酸素供給が不足して、あくびが頻繁に出ることがあります。 その際に軽いストレッチやウォーキングなどの運動を取り入れると、血流が促進されて脳への酸素供給が改善し、あくびを抑えられる場合があります。
また、運動不足により呼吸が浅くなっていると、酸欠状態が起こりやすくなります。 慢性的な運動不足だと感じている方は、普段の生活に適度な運動を取り入れることで、あくびの解消にもつながるでしょう。
生あくびとは?普通のあくびとの違いや危険性
眠気や蓄積した疲れによる通常のあくびは生理現象であり、誰しもしてしまうものです。
一方、特に眠気が無いのにしてしまうあくびを「生あくび」と呼びます。
生あくびは、酸素濃度の低い場所に長時間いた場合や、その他何らかの原因で脳の酸素不足が起こっている場合などに、酸素を取り入れたり脳の覚醒を促したりするために起こりやすいといわれています。
しかし、生あくびが病気や身体の変化のサインになっている場合もあります。 生あくびに加えて以下の症状がみられる場合は、必ず医療機関を受診しましょう。
●しびれ ●めまい ●頭痛 ●動悸 ●冷や汗
生あくびを解消するには?
病気が原因ではない生あくびは、通常のあくび対策と同様、良質な睡眠の確保や、適度な運動をすることで改善が期待できます。 その他、生あくびの対処法には以下があげられます。
●深呼吸をする ●ツボを押す ●飲み物を飲む
深呼吸をすることにより、脳へ酸素が供給され、あくびの原因である酸素不足を改善できます。 また、眠気覚ましに役立つツボ押しも有効です。 具体的には、眉頭と目頭の間にある「清明」というツボや手の中央にある「労宮」のツボ押しは、手軽に行えるためおすすめです。 ![]() ![]()
眠気覚ましに役立つカフェイン入りの飲み物を摂取するのも一手です。 コーヒーや紅茶など、お気に入りの一杯で手軽にあくび対策ができます。
寝ているのにあくびが酷すぎる!どんな病気が考えられる?
睡眠を十分に取って対策を講じたのにあくびが改善されない場合、下記のような病気が隠れていることも考えられます。
●睡眠障害 ●睡眠時無呼吸症候群 ●自律神経失調症 ●脳梗塞や心筋梗塞
それぞれの病気について解説します。
睡眠障害
睡眠障害は、睡眠の質の低さやなかなか寝付けないことによる睡眠上の障害です。 睡眠が思うようにいかない結果、脳に酸素が行き渡らなくなってあくびを繰り返してしまいます。 睡眠障害と一口にいっても、以下のようにさまざまな病気があります。
●不眠症 ●睡眠関連運動障害 ●眠関連呼吸障害 ●概日リズム睡眠 ●中枢性過眠症 ●睡眠時随伴症
上記のような睡眠障害を引き起こす原因は、肥満や精神疾患、治療薬、体内時計のズレなど多岐に渡ります。 寝ているのにあくびが止まらず睡眠障害を疑っている方は、睡眠の質を下げている原因を探りましょう。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に気道がふさがってしまうことにより、10秒以上の無呼吸状態と大きないびきを繰り返す病気です。 睡眠の質が低下し、あくびを繰り返してしまいがちになります。
睡眠時無呼吸症候群は喉周辺の脂肪に起因するものが多数です。 その他、あごの小ささや舌の大きさなど、身体的特徴に起因するケースもあります。
睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合は、適度な運動を習慣化させることで改善される場合があります。
睡眠時無呼吸症候群の原因やリスクは「あなたや家族は大丈夫?! 睡眠時無呼吸症候群とは?症状や原因などを解説」でも解説しています。
セルフチェックの方法も解説しているため確認しましょう。
自律神経失調症
自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることによって引き起こされる様々な症状を総称したものです。
自律神経失調症の疑いのある方は、だるさや頭痛、動悸、息切れなどの症状もみられます。 あくびと併せてだるさなどを感じていないか確認しましょう。
自律神経失調症を改善するには、生活習慣やホルモンバランスの調整やストレスの緩和が有効です。 たんぱく質やビタミン、ミネラルをバランス良く摂取し、規則正しい生活を心がけましょう。
生あくびが酷い場合は脳梗塞、心筋梗塞のリスクも
脳に酸素が行き届かない疾患に罹患していることが原因で、生あくびが止まらなくなっているケースもあります。
心筋梗塞や脳梗塞は、血管の詰まりにより酸素や栄養が脳に届きにくくなる疾患です。 酸欠状態になった結果、あくびを繰り返す症状が表面化します。
脳梗塞や心筋梗塞に罹患している方は冷や汗や吐き気、身体のしびれなどの症状もみられます。 このような症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
まとめ
あくびや生あくびの解消には、良質な睡眠が重要です。
「おうちdeまるはち」のこだわりふとん水洗いクリーニングは、快適な睡眠環境作りの手助けをします。 申し込みの手順は下記の通りになります。
1.お申し込みフォームまたは電話(0120-9548-91)で申込み 2.集荷スタッフからの確認の連絡(必要な場合のみ) 3.おふとんの点検&集荷にお伺い
ふとんのクリーニングは上記の流れで承っております。 ご自宅でふとんをカバーから外しておくだけで、ふとんを熟知した専門性あるスタッフが伺うため、忙しい方にも、おふとんについて相談されたい方にも好評です。
きれいなふとんで睡眠をとり、あくび知らずのスッキリとした朝を迎えましょう。
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