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ベッドパッドを洗濯する時の注意点は?頻度や素材別のポイントなども解説

作成日:2023年09月22日(金) 最終更新日:2023年09月22日(金) 公開日:2023年09月22日(金)

ベッドパッドを洗濯する時の注意点は?頻度や素材別のポイントなども解説

 

 

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当社(株式会社丸八真綿販売)はグループで日本最大級のふとん専用水洗い工場設備を有し、35年以上にわたってふとんクリーニングを行っています。実績は累計640万枚を超え、多くのお客様に永く愛されております。また10年以上ご好評いただいている羽毛リフォームも最高グレードで丁寧に仕上げます。本コラムでは、安眠インストラクターや快眠セラピストの資格を持ったスタッフが寝具のメンテナンス情報やぐっすり眠れるコツをご紹介しています。

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マットレスを清潔に保つため、そしてマットレスの保護の役目も担うベッドパッドは、汗や汚れが付きやすいので洗濯が必要です。

ただし、洗うことで縮んだり、傷んだりすることもあるので正しい洗濯方法を知っておかないと、ベッドパッド本来の機能を失うこともあるので気をつけましょう。

 

「どのくらいの頻度で洗えばいい?」「洗濯する時に注意するべきポイントは?」など毎日洗うものではないからこそ感じる疑問もあると思います。

このコラムではベッドパッドの素材別の洗濯時の注意点や干し方の工夫、使い方による洗濯頻度などについてご紹介していきます。

 

 

記事の目次

 

 

 

  

ベッドパッドを定期的に洗濯した方が良い理由

ベッドパッドを定期的に洗濯した方が良い理由

 

ベッドパッドは基本的にマットレスの上に敷き、その上からシーツをかけるので直接肌に触れることはありませんが、思ったよりもシーツを通過した汚れが溜まりやすいものです。

ここでは定期的なメンテナンスが必要な理由を順番にご紹介していきます。

 

 

  汗や湿気、汚れなどが知らず知らずのうちに付着する 

ベッドパッドには、マットレスを寝汗や汚れから守る役割があります。

人間はひと晩にコップ1杯ほどの汗をかくといわれており、シーツを通してベッドパッドにも当然ながら染み込んでしまいます。

さらに空気中の湿気がたまったり、皮脂やフケ、髪の毛やホコリといった汚れも付着していきどんどん蓄積されてしまいます。

 

 

  臭いやシミの原因になる 

長期間ベッドパッドの洗濯をしないと、汗や皮脂汚れなどがたまり嫌な臭いとして発生してしまうこともあります。

また、汚れをそのまま放置しておくと黄ばみやシミの原因になり、結果として質の良い睡眠を阻害する恐れもあります。

 

 

  ダニやカビが発生しやすい環境になる 

湿気や皮脂などはダニやカビなどの好物で、ベッドパッドは繊維が密集しています。

そこはまさにダニにとって、外敵から身を守るため、隠れるのに絶好の場所です。

自分自身が隠れるだけでなく、卵を産むのにも安全な場所となります。

ベッドパッドを洗濯しないまま使い続けることで、ダニやカビが発生する可能性が高まります。

 

また、ダニの死骸やカビの胞子を長期間吸い込み続けることで、アレルギー症状が出てしまう場合もあります。

 

 

  睡眠環境を悪化させる可能性がある 

汗や湿気がたまったベッドパッドはジメジメして不快に感じたり、臭いやダニ・カビが発生した不衛生な環境では睡眠環境を悪化させてしまうことが考えられます。

快適で安らかな眠りを守るため、そして健康を守るためにも、ベッドパッドは定期的に洗濯して清潔に保つ必要があるでしょう。

 

 

 

 

  

 

ベッドパッドの理想的な洗濯頻度とは?

ベッドパッドの理想的な洗濯頻度とは?

 

清潔に保つためにも、ベッドパッドは定期的に洗濯することは大切です。

では具体的に、どれくらいの頻度で洗濯すべきなのか解説していきます。

 

 

  ベッドパッドの上にシーツやBOXシーツを掛けている場合 

この場合は、ベッドパッドの洗濯は3ヶ月に1度で十分です。

ワンシーズンごとに洗濯するサイクルを習慣づけると良いでしょう。

 

直接肌に触れているシーツやBOXシーツは週に1〜2度の頻度で洗うのが理想的です。

 

ただ、汗をかきやすい方や夏場などはシーツを敷いていてもベッドパッドが汚れやすいので、においなどが気になりだしたタイミングで洗濯しましょう。

 

 

  直接ベッドパッドの上に寝ている場合 

1〜2週間に1度、洗濯ができると理想的です。

ただ、ものによって洗濯頻度に制限がある場合もありますので、事前に洗濯表示や取扱説明書を確認しましょう。

 

寝汗による汚れに加えて、睡眠中に剥がれ落ちた皮脂、アカ、角質などの汚れによってもベッドパッドは汚れます。

特に汗汚れは酸化しやすいため、 ダニや雑菌を繁殖させてしまう可能性もあるので注意が必要です。

 

 

 

 

  

 

持っているベッドパッドの洗濯表示を確認しよう

 持っているベッドパッドの洗濯表示を確認しよう

 

ベッドパッドを適当に洗濯してしまうと、本来の効果が失われたり、破損の原因になったりします。

長期的に使えるようにするには、正しく洗濯をすることが重要です。

 

 

  自宅洗濯が可能か、クリーニングに出すべきか 

ベッドパッドは素材によって洗濯の方法が変わります。洗濯をする前に必ず洗濯表示を確認しましょう。

洗濯表示に「洗濯機マーク」または「手洗いマーク」が付いている場合は水洗いが可能なため、自宅で洗濯できます。

 

洗濯表示「洗濯機マーク」または「手洗いマーク」

 

洗濯可能なものであっても厚手のものやサイズの大きなベッドパッドは洗濯機の容量によっては洗えないこともあります。

洗濯表示で確認したら、次は洗濯機に入るかどうか、浴槽を使用するのかを試してみてください。

 

自宅での洗濯不可の表示の場合、または洗濯機に入らない、浴槽で洗うのは難しいなどの場合はクリーニングに出しましょう。

 

 

  使われている素材はどのようなものか 

一般的に、中わたが化繊わたや綿わたで薄手のタイプは、洗濯可能なベッドパッドが多いです。

ウールわたのベッドパッドは、洗えるタイプと洗えないドライクリーニングタイプとに分かれています。

また、リネンやシルクが使用されているものは洗濯方法に気をつけないと元の使用感が損なわれる確率が高くなる素材なので、洗濯表示や説明書などでメンテンナンス方法をよく確認することが大切です。

 

 

 

 

  

 

ベッドパッドを洗濯する方法と注意点

ベッドパッドを洗濯する方法と注意点

 

自分で洗濯が可能なベッドパッドの場合でも、洗濯の方法や洗剤の種類などいくつかの注意点があります。

きちんと確認し、適切な方法で行いましょう。

 

 

  【洗濯機】を使用する場合 

ベッドパッドの大きさや厚みにもよりますが、洗濯機の容量が7kg以上あればシングルサイズのものは問題なく洗濯できるでしょう。

ただし、ベッドパッドの重さが1kg以上ある場合には、さらに容量の大きな洗濯機でなければ難しいかもしれません。

無理に押し込むと故障の原因にもなりかねないので、お持ちのベッドパッドとご自宅の洗濯機が適切な容量なのかきちんと確認しましょう。

 

ベッドパッドを洗濯する際はアクロンやエマールなどのオシャレ着用の中性洗剤がおススメです。

酸性やアルカリ性の洗剤や漂白剤は避けましょう。

繊維(特にウールなどの動物素材)の使用感を低下させる恐れがあります。

 

洗濯の前に軽く表面を粘着性のコロコロなどで髪の毛やホコリを取り除きましょう。

 

必ずふとん用の洗濯ネットに入れて洗うのが基本です。

汚れている表面が外側になるように屏風たたみ又はロール状にたたみましょう。

こうすることで型崩れによるヘタリを抑えられます。

 

必ず洗濯機の設定は「毛布」または、「ふとん」コースにしましょう。

もしなければ「弱洗い」コースに設定すると安心です。

縦型の洗濯機の場合は、水に浮いてきてしまうことがあります。

そうすると汚れが落ちなかったり、洗いムラが出来てしまうため、洗濯機に水が溜まったのを確認した後、一時停止して、蓋を開けて手でベッドパッド全体を沈めるようにしましょう。

しっかりと水に浸かったのを確認してから、再スタートするのがポイントです。

 

ベッドパッドの洗濯時は、タンブラー乾燥、乾燥機を使った乾燥はしないでください。

中材の綿切れなどが生じ、使えなくなってしまうことがありますので注意が必要です。

 

 

  【浴槽】を使用する場合 

ふとん用洗濯ネットにベッドパッドを屏風のようにタテ・ヨコに折り畳んで入れます。

 

折り畳み方

 

浴槽に浅くお湯を張り、おしゃれ着用洗剤をキャップ1杯分入れて溶かします。

このとき浴槽にためるお湯の温度は洗濯表示に温度の指定がある場合はその温度が良いですが、ないときでも38℃前後のぬるま湯にしましょう。

 

洗剤を溶かしたお湯にベッドパッドを浸して、手や足で押し洗いをします。

水が濁ってきたら、栓を抜き新しくお湯を張り変えましょう。

泡やぬめりが気にならなくなるまで押し洗いしながらすすいだ後は栓を抜いて、手や足を使ってベッドパッドの水分をしっかり取りましょう。

すすぎが終わったらふとんを浴槽のフチにかけ、1時間ほどそのまま水抜きをします。

床が濡れないようにビニールシートなどを敷いてからふとんを運び、風通しのよい場所で完全に乾くまで干してください。

 

 

  【コインランドリー】を利用する場合 

ベッドパッドがご家庭の洗濯機に入りきらない場合、かつ近所にコインランドリーがある場合は、コインランドリーを利用するのもおススメです。

 

コインランドリーには大容量の洗濯機が設置されているので、ダブルサイズやキングサイズのベッドパッドでも問題なく洗濯できます。

基本的には自宅の洗濯機の流れと同様ですが、屏風たたみにしてふとん用の洗濯ネットに入れ、料金を投入すれば自動的に洗濯が始まります。

洗剤が自動投入されるタイプの洗濯機が主流ですが、中には自分で入れなければならない洗濯機もあるので、初めて利用するコインランドリーの場合は、念のため1回分の洗剤を持参する方が良いかもしれません。

 

コインランドリーを利用する場合も同様に乾燥機の使用は控えた方が良いでしょう。

乾燥機でベッドパッドを乾燥させると、縮んでしまったり、中綿がよれたりして、使えなくなる可能性があります。

面倒ではありますが、コインランドリーで洗濯した場合も乾燥機を使わず自然乾燥をしてください。

自宅に持ち帰って干すようにしましょう。

 

 

 

 

  

 

ベッドパッドを干す時のポイント

ベッドパッドを干す時のポイント

 

物干し竿が2本ある方は、横から見てMの形になるように、真ん中をたるませてベッドパッドを干します。

 

物干し竿が2本の干し方

1本しかない場合は、そのまま干しつつ、時々裏返すようにしてください。

中に水分が残っているとカビや臭いの原因になるので、完全に乾燥するまで根気よく干しましょう。

 

陰干しの洗濯表示があるものは、直接日光が当たらない風通しの良い場所を選ぶようにしてください。

 

陰干しの洗濯表示

もし部屋干しをする場合は、扇風機やサーキュレーターなどで風を当てましょう。

そうすることで乾きが早くなります。

 

 

 

 

  

 

自分での洗濯が難しい場合はクリーニングを利用しよう

自分での洗濯が難しい場合はクリーニングを利用しよう

 

「そもそも洗濯表示が洗濯不可になっている」「コインランドリーまでふとんを持っていけない」というときは、ふとんクリーニングに依頼する方法がおススメです。

申し込みをすれば業者が自宅まで集荷に来てくれて、クリーニング後のふとんは自宅へ届けてくれるため、自分でベッドパッドを持ち運ぶ必要はありません。

 

自分で洗濯して、「洗い方を間違えて縮んでしまった」「色落ちしてまだら模様になってしまった」「中まで乾燥しきれずにカビが生えてしまった」など洗う機会が少ないベッドパッドの洗濯にお悩みの方も失敗を繰り返さないためにもプロに安心して任せてみてはいかがでしょうか。

 

ベッドパッドのクリーニングを検討しているのであれば「おうちdeまるはち」をぜひチェックしてみてください。

日本最大級のふとん専用水洗い工場設備を利用して、高級ふとんメーカーが質の高いクリーニングを提供しています。

 

「おうちdeまるはち」のクリーニングでは、中までしっかり洗ってダニの死骸やフンまでしっかりと洗い流し、清潔な状態でベッドパッドを長持ちさせることが可能です。

 

 

 

  

 

まとめ

まとめ

 

ベッドパッドの洗濯頻度や自宅での洗濯方法・自宅で洗濯できない場合の対処法などをご紹介しました。

 

そもそもベッドパッドの大きな役割は水洗いすることが難しいベッドマットレスの保護なので、汗や皮脂などからマットレスを守るためにも 定期的に洗濯する必要があります。

 

しかし、自宅の洗濯機では洗えない場合や乾燥が不安に感じる場合はふとんのクリーニングを活用することも検討してみてはいかがでしょうか。

 

ベッドパッドのメンテナンスに悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。


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