敷きふとんをクリーニングする方法!手順や注意点をご紹介

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 「敷きふとんは、掛けふとんや毛布よりも重量があり、毎日使用しているので出すタイミングがわからず、クリーニングをためらう方もいるのではないでしょうか? 
 「天日干しや除菌・消臭スプレーで対応しているから大丈夫」 「シーツやカバーをこまめに洗っているし…」 などと考えている方は要注意です! 
 実は汗や皮脂・アカ・フケなどさまざまな汚れが敷きふとんに染み付いています。 そのままにしておくとダニやカビが繁殖する恐れも…。 
 定期的に敷きふとんのクリーニングを行いましょう。 
 ここでは敷きふとんのクリーニング方法や注意点について詳しくご紹介していきます。 
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敷きふとんもクリーニングが必要!
ふとんのクリーニングと聞くと、掛けふとんのイメージが強いですが、敷きふとんのクリーニングも必要です。 
 「季節ごとで変えるものではないし…」 「カバーをこまめに洗っている」 と感じる方もいるでしょう。 
 確かに掛けふとんや毛布のようにシーズンに合わせて入れ替えるものではありません。 しかしずっと使っているものだからこそ、汚れが蓄積しています。 
 清潔に使うため、さまざまなケアをして対応していると思いますが、それだけで十分とはいえません。 なぜクリーニングが必要なのでしょうか? 
 その理由を4つご説明します。 
 
 
 寝ている間の汗をたくさん吸収している人は一晩の間にコップ1杯分の汗をかくといわれています。 その汗は枕や掛けふとんだけでなく、敷きふとんにも。 
 カバーやシーツを利用していても汗や湿気が浸透していき、ふとんの中まで染み込みます。 
 特に背面全体に触れている敷きふとんは、多くの汗や湿気を吸収しています。 その量は掛けふとんの2倍とも…。 目立った汚れがないように見えても、想像以上に敷きふとんは汚れています。 
 そのままにしておくとにおいやシミ・カビやダニの原因になります。 
 
 天日干しだけでは不十分晴れた日に天日干しをしている方も多いでしょう。 もちろん天日干しも重要なふとんのケア方法です。 
 しかしこれだけでは不十分。 天日干しはふとんの中にたまった湿気を放出させることしかできません。 
 汗に含まれている成分は水だけではありません。 塩分や窒素を含む身体の老廃物などさまざま。 残念ながらこれらは天日干しで除去できません。 おねしょや飲み物による汚れも残ったままです。 
 
 敷きふとんにはダニがたくさん潜んでいる家の中、どこにでも潜んでいるダニ。 その中でも特に多くのダニが潜んでいる場所はふとんの中です。 
 ふとんの中はダニが好む湿気・温度条件がそろっています。 さらにふとんについている汚れはダニのエサに。 
 汚れをそのままにしているとダニが大量に繁殖してしまいます。 ダニが人に及ぼす影響はかゆみや腫れだけではありません。 ダニの死骸やフンを吸い込むことで、アレルギーを引き起こすことがあります。 
 ダニは天日干しだけでは死滅しません。 またふとんの奥にある汚れを掃除機で取り除くことは難しいです。 
 ダニの死骸やフンだけでなく、生きたダニも全て除去するためにはクリーニングをしなければなりません。 
 
 消臭スプレーだけではキレイにならない市販の除菌・消臭スプレーを用いている方もいると思います。 しかしふとんの表層部分しかスプレーが行き渡らず、深層までスプレーの効果が得られません。 
 これだけではふとんの奥深くに染み込んだ汚れはキレイになりません。 
 
 
 
 敷きふとんをクリーニングする頻度
敷きふとんは1〜2年に1度くらいの頻度でクリーニングを行いましょう。 あまりにも頻繁にクリーニングしてしまうと、敷きふとんそのものに負荷をかけることになります。 
 定期的に適切な頻度でクリーニングを行うことが大切です。 
 
 
 
 敷きふとんのクリーニング方法
敷きふとんは3つの方法で洗うことができます。。 それぞれメリットとデメリットも併せてみていきましょう。 
 
 
 自宅で洗う自宅で洗う方法です。 
 洗濯機を使うこともできますが、敷きふとんは重たくかさばるものがほとんど。 そのため自宅の洗濯機では容量が足りなかったり、無理やり洗濯すると故障したりする可能性が高いです。 自宅で洗うのであれば、浴槽を利用した手洗いがおススメです。 
 自宅で洗う方法はコストがかからず、都合のよい時にクリーニングができます。 ただしかさばる敷きふとんを洗うのは非常に大変です。 乾燥する時間も必要なため、労力を考慮するとコストパフォーマンスがよいとは言いにくいです。 
 
 コインランドリーで洗うコインランドリーを利用する方法です。 
 ふとんを洗うコースが設置されていることも多く、数千円くらいの料金でクリーニングできます。 
 ただしやり方を間違えると中綿が片寄ったり、破れたりしてしまう可能性があります。 またコインランドリーの洗濯機や乾燥機は誰でも使える反面、誰が使ったのかわかりません。 衛生面を重視する方にとっては、大きなデメリットになります 
 
 お店のクリーニングに出すクリーニング店やふとんクリーニングの専門業者へお願いする方法です。 ほかの方法と比べて料金はかかりますが、中までしっかりクリーニングしてくれます。 
 ふとんの状態に合った方法で汚れやダニをキレイに取り除いてくれるため、安心してお願いできます。 
 
 
 敷きふとんを自宅やコインランドリーで洗う時に気を付けること
 自宅やコインランドリーで敷きふとんを洗う時、気を付けなければならないことがあります。 
 注意点4つについて詳しくご説明します。 
 
 洗濯表示を確認する洗濯表示マークは必ず確認してください。 
 洗濯表示マークで洗濯不可表示となっているものは洗えません。 また手洗い表示がついているものは、コインランドリーで洗うことはできません。 
 
 キルティング加工されていないものは避ける敷きふとんの中にはキルティング加工がされていないものと、されているものがあります。 キルティング加工されていないものをそのままクリーニングしてしまうと、中綿が動いてしまい型崩れを起こす可能性があります。 
 自分でクリーニングする時は型崩れを起こしにくい、キルティング加工されたもののみにしましょう。 
 
 天気予報をチェックしておく敷きふとんは厚みがあり、中までしっかり乾かすためにはある程度日数も必要です。 乾燥が不十分だと、せっかくクリーニングをしたのに雑菌やカビが繁殖することがあります。 なるべく湿気が少なく、天候のよい日にクリーニングしてください。 
 2~3日程度晴れが続くタイミングを天気予報で確認してから、クリーニングをするとよいでしょう。 
 
 目立つ汚れがないかチェック・前処理をするガンコな汚れやシミがないかチェックしておきます。 
 もしある場合はその部分に直接洗剤を塗布し、ブラシで軽く擦ったり、キレイな布で拭き取ったりするなどの前処理をしておきましょう。 
 汚れが落ちやすくなります。 
 
 
 自宅で敷きふとんをクリーニングする手順
 自宅で敷きふとんを手洗いする方法をご説明します。 大きくわけて手順は5つです。 
 
 
 中綿がずれないように細長くふとんを丸め、何ヵ所かヒモで縛ってください。 ヒモは色落ちしないものを使用しましょう。 
 また洗剤は中性洗剤を使用してください。 
 乾燥させる時は物干し竿2本に敷きふとんを渡すように乗せると乾きやすいです。 
 
 
 コインランドリーで敷きふとんを洗う手順
 コインランドリーで洗う方法についてご説明します。 
 
 
 コインランドリーで洗う時も中綿がかたよらないように「敷きふとん巻きネット」を利用しましょう。 敷きふとん巻きネットがない場合は、ヒモでしっかり固定すれば大丈夫です。 
 
 
 敷きふとんはプロにクリーニングしてもらう方法が一番安心
 敷きふとんは乾燥に時間がかかったり、やり方を間違えると形が崩れたりとクリーニングの難易度が高いです。 
 失敗しないためにもクリーニングは専門業者へお願いするのが一番。 
 素材や汚れに合わせて最適な方法ですみずみまでキレイにしてくれます。 敷きふとんを極力傷めず、大切に使いたい方は特にクリーニング業者へお願いしましょう。 
 「かさばる敷きふとんを何枚も持ち込むのは難しい」 「近くにふとんをクリーニングしてくれるお店がない」 などの悩みを持つ方もいるでしょう。 
 クリーニング業者の中には宅配サービスを提供しているお店もあります。 自宅までふとんを取りにきてくれるため安心です。 また近所のクリーニング店にこだわる必要がないため、エリア対象内であれば信頼できる業者を選ぶことができます。 
 自分のニーズに合ったクリーニング業者を選びましょう。 
 
 ふとん専門業者にお願いするなら「おうち de まるはち」におまかせ敷きふとんをクリーニングに出すなら「おうち de まるはち」がおススメです。 
 「おうち de まるはち」は高級ふとんメーカーがふとんクリーニング専用工場で丁寧にクリーニングしています。 ただキレイにするのではなく、ふとん一枚一枚の状態に合わせて最適なクリーニング方法を見極めて洗浄します。 
 また「おうち de まるはち」は自宅までふとんを取りに伺います。 送料・配送料は無料です。 
 ふとんを長くよい状態で使いたい方はぜひ「おうち de まるはち」をご利用ください。 
 
 
 敷きふとんをクリーニングに出す時の注意点
 敷きふとんをクリーニングに出す際、注意しなければならないことがあります。 それは敷きふとんの「素材」です。 
 どのような素材が使われているかによって、クリーニングできるかどうかが変わります。 クリーニング業者によってクリーニングできる素材の種類は異なりますが、ウレタンが使われているものや、中綿にシルク・麻・ヤシなど変わった素材が使われている場合クリーニングできない可能性があります。 
 クリーニングしてもらえるか不安な場合は事前に問い合わせをしてください。 一見変わった素材でも、場合によってはクリーニングを引き受けてくれることもあります。 
 
 
 クリーニング後の敷きふとんを清潔に保つポイント
 クリーニングが終わってキレイな状態になった敷きふとん。 なるべく清潔な状態を保ちたいです。 
 どのようなポイントに気をつけて使っていけばよいのか、その方法をご紹介します。 
 
 シーツやカバーを利用する敷きふとんをそのまま使用せず、必ずシーツやカバーを利用しましょう。 直接汚れを付着させないための重要なアイテムです。 
 使用しているシーツやカバーは定期的に洗ってください。 週1回洗濯をするのが理想的です。 
 
 敷きパッドを使う敷きパッドの利用も有効的です。 
 シーツではすぐ汗が敷きふとんに吸収されてしまいますが、敷きパッドは厚みがあるため多くの汗を吸収してくれます。 敷きパッドなら家で簡単に洗うことが可能です。 
 また接触冷感や吸湿発熱など、さまざまな機能を備えている敷きパッドもあります。 シーズンによって使い分ければより快適な睡眠を得られるでしょう。 
 
 定期的に天日干し・掃除機をかける定期的に天日干しを行い、掃除機をかけましょう。 シーツや敷きパッドを使っていても、敷きふとんの中に湿気はこもります。 
 そのまま敷きっぱなしにしていると湿気がたまり、カビが生えることに…。 
 天日干しを行ってふとんの中の湿度を下げましょう。 その後掃除機をかけるとダニの死骸やフンも除去できます。 
 天日干しは1〜2時間日光に当てたら、裏返して反対側も同じように干します。 ふとんたたきはせず、軽くホコリを手で払う程度に留めてください。 強くたたくと中綿が偏ったり、生地を傷めたりするのでNGです。 
 
 ふとん乾燥機を利用する冬の寒い時期や花粉の時期など、天日干しができない場合はふとん乾燥機を利用しましょう。 ふとん乾燥機の機能にダニ駆除モードが搭載されているものもあります。 
 定期的に使用して、ダニが繁殖しないように対策をしましょう。 ダニ駆除モードを使用した後は、必ず掃除機をかけてください。 アレルゲンとなるダニの死骸やフンが付着したまま使用すると、寝ている間に吸い込み、身体に悪影響を及ぼすことがあります。 
 
 
 まとめ
 たくさんの汗や汚れを吸収している敷きふとん。 定期的にクリーニングをしてすみずみまでキレイにしましょう。 
 自宅やコインランドリーで洗う方法もありますが、とても手間がかかります。 敷きふとんはクリーニング業者へお願いする方法が一番安心です。 
 かさばる敷きふとんをクリーニング店に持ち込むのは大変だと感じている方は、宅配サービスを提供している業者へお願いしてみてください。 自宅までふとんを取りに来てくれるため、重たいふとんを運ぶ手間がかかりません。 近場のクリーニング店にこだわる必要もないため、信頼できるクリーニング業者を選べます。 
 快適な睡眠に欠かせない敷きふとん。 自分のニーズに合ったクリーニング業者へお願いして、長く清潔に使用しましょう。  | 
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