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クリーニング店の保管期間はどの程度?延滞金の有無や期限切れの際の対処法も解説

作成日:2024年08月23日(金) 最終更新日:2024年08月23日(金) 公開日:2024年08月23日(金)

クリーニング店の保管期間はどの程度?延滞金の有無や期限切れの際の対処法も解説

 

 

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当社(株式会社丸八真綿販売)はグループで日本最大級のふとん専用水洗い工場設備を有し、35年以上にわたってふとんクリーニングを行っています。実績は累計640万枚を超え、多くのお客様に永く愛されております。また10年以上ご好評いただいている羽毛リフォームも最高グレードで丁寧に仕上げます。本コラムでは、安眠インストラクターや快眠セラピストの資格を持ったスタッフが寝具のメンテナンス情報やぐっすり眠れるコツをご紹介しています。

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「クリーニング店の保管期間ってどれくらい?」

「保管期間までに受け取らないと追加でお金は払わないといけない?」

 

このような疑問を抱えていませんか?

 

衣類やふとんのクリーニング店には、クリーニングを終えた商品を保管してもらえる期間があり、保管期間はお店によって異なる場合が多いようです。

 

もし、保管期間内までに受け取らないと、さまざまなリスクが発生する可能性があります。

 

このコラムでは、クリーニング店における保管期間の内容や、保管期間を過ぎると起こりうるリスクを解説します。

保管期間内に受け取れない場合の対処法もご紹介しているため、参考にしてみてください。

 

 

記事の目次

 

 

クリーニングの受取期間と保管期間は違う

クリーニングの受取期間と保管期間は違う  

 

クリーニング店には、受取期間と保管期間があり、それぞれ意味と期限にも違いがあります。

 

2つの違いを理解していないと、トラブルに発展してしまうケースもあるため、はじめに理解しておきましょう。

 

 

  受付期間とは 

クリーニング店における受取期間とは、お客様から預かった商品のクリーニングが終わって、お客様が受け取りにくるまでの期間です。

この期間はお店側が決めるものであり、お客様都合では原則決められません。

 

後ほど解説しますが、お店の定める受取期間を過ぎて受け取りにくると、延滞金が発生してしまう可能性があるため、注意が必要です。

 

 

  保管期間とは 

保管期間とは、受取期間が終わってからクリーニングされた商品を保管しておく期間のことです。

保管期間の対象となってしまった商品は、お店が広い場合は店舗の倉庫などに保管されているケースもありますが、お店が狭く保管スペースがない場合は、別の場所の倉庫に移動されるケースもあります。

 

店舗によっては保管のための追加費用を請求されたり、受け取りまでに数日かかってしまったりする可能性もあるでしょう。

 

 

 

 

クリーニングの保管期間はどのくらい?

クリーニングの保管期間はどのくらい?

 

クリーニング店では、クリーニングが完了してお客様が取りにくるまでの間、店舗で一定期間保管しておくこともあります。

 

ここでは、衣類やふとんのクリーニングを依頼した場合の保管期間について解説します。

 

 

  保管期間は法律では定められていない 

実は、クリーニングした商品の明確な保管期間は法律では決められていないのです。

 

クリーニング業法と呼ばれる法律はありますが、この法律では、クリーニング業を始めるにあたっての手続きやクリーニング師として働くための免許取得などが記載されているものであり、クリーニングした商品に関しての内容は記載されていません。

つまり、保管期間は各クリーニング店に任せられているということになります。

 

 

  クリーニング事故賠償基準による保管期間は1年間 

国の法律では決められていないものの、全国クリーニング生活衛生同業組合連合会では、クリーニング事故賠償基準というものを設けており、その基準では保管期間は1年間と記載されています。

 

この基準はあくまで自主基準であり、クリーニング店側がお客様から商品を受け取った日から1年間を過ぎると、保管義務がなくなることを意味しています。

そのため、1年間を過ぎてお店側が商品を処分してもお客様側は、賠償請求などはできません。

 

このように、クリーニングに関しての何らかのトラブルが起こった際の1つの基準として使用される目的などもあります。

 

 

  店舗によって保管期間が異なる 

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会に加入しているクリーニング店であれば、LDマークまたは、厚生労働省から認められれば、Sマークの認定を受けられます。

これらのマークのあるお店は、基本的にクリーニング事故賠償基準にあわせて保管期間を1年間としているところが多いようです。

 

参考:全国クリーニング生活衛生同業組合連合会

 

しかし、法律でクリーニングした衣類やふとんの保管期間は決められていないため、クリーニング店ごとに独自で保管期間を設定しているケースもあります。

 

クリーニング店により保管期間が異なり、LDマークやSマークがなくてもクリーニング事故賠償基準に沿って1年間と定めているお店もあれば、数日や数ヶ月の期間を設けているお店などさまざまです。

 

クリーニングの保管期間は、ほどんどの場合お店の利用規約などに記載されているため、確認してみてください。

万が一記載されていない場合は、直接クリーニング店に聞いて確認してみましょう。

  

 

 

 

 

クリーニングの保管期間を過ぎると起こるリスク

クリーニングの保管期間を過ぎると起こるリスク

クリーニングの保管期間を過ぎると、以下のようなトラブルに発展してしまう可能性があります。

 

●延滞料金や保管料金が請求される

●処分や売却される可能性もある

●商品にカビやダメージがかかる可能性もある

 

それぞれ確認していきましょう。

 

 

  延滞金や保管料金が請求される

クリーニングの保管期間を過ぎると、延滞金や保管料金が請求されてしまう可能性があります。

 

延滞金や保管料金などはお店によりさまざまですが、1日単位で設定されているケースもあります。

例えば、1日100円の延滞金がかかるとした場合、1ヶ月で3000円程度、1年間で3万6000円程度の追加費用がかかってしまいます。

また延滞金にくわえて保管料金も請求された場合、さらに費用がかさんでしまいます。

 

無駄な費用を支払わないためにも、受け取り期間内にお店に行くようにしましょう。

 

 

  処分や売却される可能性もある 

お店で定めている保管期間を過ぎると、お店側としては保管しておく義務や必要性がなくなるため、処分されてしまうケースもあります。

また、商品を売却して、延滞料金や保管料金にあてられてしまう可能性もあるようです。

 

クリーニングを依頼した段階で、お店の利用規約に同意したものとみなされ、保管期間を過ぎたあとで賠償請求などを求めても、受け入れてもらえないケースが多いでしょう。

 

 

   商品にカビやダメージがかかる可能性もある 

保管期間が長くなればなるほど、商品の劣化が進むリスクがあります。

 

例えば、湿度が高いところで長い間保管され続けてしまうと、衣類やふとんにカビが生えてしまう可能性も考えられます。

また、保管する場所が狭い場合は、他の商品との兼ね合いで、圧縮して保管しなければいけないケースもあるでしょう。

そうなると商品に負荷やダメージが加わってしまいます。

 

保管期間内であれば対処してもらえるかもしれませんが、前述したように保管期間が過ぎた商品に関しては、お店側は商品の保管義務はないため、対応してもらうことは難しいでしょう。

 

 

 

 

保管期間に受け取れない場合の対処法

保管期間に受け取れない場合の対処法

 

もし、クリーニング店の指定した保管期間内に取りに行くことが難しい場合は、そのままにするのではなく、さまざまなリスクも考慮して適切な対処を行いましょう。

ここでは、クリーニング保管期間に受け取れない場合の対処法を3つご紹介します。

 

 

  クリーニング店に事前に連絡を行う 

クリーニングの保管期間内に受け取りに行けない場合は、早めにクリーニング店に連絡しましょう。

例えば、仕事の出張や海外旅行などで長期間家を空けるタイミングと、受け取り日程がかぶってしまうケースもあるでしょう。

 

そのような場合には事前にお店に連絡を入れれば、期間を延長してもらえる可能性があります。

 

通常は、延長料金がかかる場合が多いですが、数日程度であればお店側の厚意で無料で預かってくれる場合もあるため、確認してみましょう。

 

 

  宅配クリーニングを利用する 

宅配クリーニングであれば、店舗に取りに行かなくて済み、指定の日にちに受け取れるため、受け取り忘れの心配がありません。

しかし、宅配業者から受け取れずに再配達となった場合、一定期間は宅配業者が保管してくれますが、そのまま放置してしまうとクリーニング店に返送されてしまう可能性もあります。

 

お店に返送されてしまうと、再びお店側は発送する手間がかかってしまったり、もう一度発送してもらう際は、依頼者側が送料を負担しなければいけなくなるケースもあるため、注意が必要です。

 

 

  長期保管サービスを利用する 

クリーニングに出してそのまま預かってほしい場合は、長期保管サービスを利用するとよいでしょう。

長期保管サービスは、店舗型と宅配型のクリーニング店の両方で利用できますが、店舗の規模感では利用できないケースもあるため、クリーニング店に確認してください。

長期保管サービスには以下のようなメリットがあります。

 

●湿度や温度が管理された部屋で保管してもらえる

●預ける枚数が多いと割引が受けられる場合もある

●保証期間内であれば延滞金などの追加費用はかからない

●自宅のスペースを有効活用できる

●宅配の場合、決めた日時に配送してもらえる

 

保管してもらうための費用や、もし予定よりも早めに受け取りたいとなった場合に時間がかかる点はデメリットですが、衛生的に安全な場所で保管してもらえる点は最大のメリットといえるでしょう。

 

特にふとんなどは、衣類と比べてスペースをとって置く場所に困ることもあります。

また、湿気対策として定期的に天日干しにしたり、押入れに防湿剤を置いたりするなどのメンテナンスが必要です。

 

自宅で適切なメンテナンスが行えれば問題ありませんが、管理ができていないと湿気によるカビや虫食いなどのリスクが高まります。

 

クリーニング店により異なりますが、ふとんであれば1枚1000円~2000円程度から預けられ、パック料金であればさらにお得になることもあります。

 

 

 

 

まとめ

まとめ

クリーニング店における受取期間と保管期間は、それぞれ意味と期間が異なります。

 

保管期間に関しては、法律で定められていませんが、全国クリーニング生活衛生同業組合連合会が設けているクリーニング事故賠償基準では、保管期間は1年間と記載されています。

お店によって保管期間は数日〜数ヶ月とさまざまなこともあります。

 

注意点としては、お店が定める保管期間を過ぎると延滞金の発生や処分されてしまう可能性もあることです。

もし、保管期間内に受け取れない場合は、事前にお店に連絡を入れるなどの対応を行いましょう。

 

「おうち de まるはち」では、ふとんの長期保管サービスを行っています。

1枚2,200円(税込み)から利用でき、最長6ヶ月まで保管可能で、依頼時に決めた返却日時に自宅まで配送してもらえます。

またオプションにはなりますが、オゾンBOX殺菌・抗ウイルス加工・防ダニ加工などのサービスがあり、長期保管サービスと組み合わせて利用可能です。

湿度や温度が管理された場所で、ふとんを保管してもらえるため、カビやダメージが加わることもありません。

          

ふとんのクリーニングや保管サービスを検討されている方は「おうち de まるはち」までお気軽にお問い合わせください。

 

 


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