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ふとんを収納する際に気を付けるべき4つのポイント

ふとんの収納で最も多いお悩みが、収納場所の確保です。
ふとんを収納するには押入れが適していますが、最近は押入れがなくクローゼットだけの住まいの方が多いのが現実です。
クローゼットは奥行きが狭く、上下で仕切られていなかったりすることがほとんどなので、押入れに比べてふとんの収納に対する悩みが増えてしまいます。
ふとんをしまう際に気を付けたいポイントを最初にみていきましょう。
湿気を飛ばす工夫をする
寝ている間は汗がふとんにしみ込んでいる状態となるので、起きてすぐのふとんは湿気を含んでいます。
そのため、起きてすぐ収納するのではなく、起床後1時間程度かけて、湿気を逃してから収納するようにしましょう。
また、敷きふとんは敷いていた場所からずらして半分に折ったり、壁に立て掛けておいたりと床やカーペットなど接地していた場所から離すことで湿気が逃げやすくなります。
掛けふとんは身体に当てていた面を裏返すなどして空気に触れやすくさせると良いです。
起床後1時間も時間がないという方は、イスなどにふとんを掛けてサーキュレーターや扇風機で風をあて、空気にさらすことで湿気を逃がす方法もおススメです。
上に重いものを載せない
ぎゅうぎゅうに詰めてふとんを保管してしまうと、空気の通り道がなくなり高温多湿な環境になりやすいため、おススメできません。
必要以上に潰さず、余裕をもって収納するのが理想的です。
また、ふとんを収納する際の順序は下に敷きふとんを置き、その上に掛けふとんや枕を置くようにしましょう。
畳み方を意識する
ふとんを畳むのは毎日のことなので、なるべく効率良くできたら理想的ですよね。
敷きふとんはZ字にするとコンパクトにまとまります。
掛けふとんは四つ折りにするのが基本のたたみ方ですが、折るときにポイントがあります。
まず縦に半分に畳み、その後もう半分になるように重ねるとふとんがズレにくくなって、キレイに収納できます。
少しの工夫で収納の負担を軽減できますので、ぜひ試してみてください。
収納袋に入れる場合は通気があるものを選ぶ
ふとんを収納する際は必ず通気性の良いケースに入れましょう。
圧縮袋やビニール袋は湿気をためてしまうので、通気性のある不織布や風呂敷に包んで保存するのが基本です。
また、ふとんを積み上げて保管するときは、前項でも触れましたが重いふとんを下に、軽いふとんを上にしましょう。
マットレスや敷きふとんは下に、軽い掛けふとんは上に重ねることで、湿気がこもりにくくなります。
収納場所がない!毎日使用するふとんの収納アイデアとは

押入れやクローゼットがあり、収納スペースのある方は良いのですが、どちらの確保も難しい場合は困ってしまいますよね。
そんな時に役立つおススメのアイデアをご紹介していきます。
すのこを利用する
部屋の中に置いておく場合、ダニの問題や湿気対策を考えるとすのこの上に置くというのが最も手軽な方法です。
このときふとんの上にお気に入りの布やカバーなどをかけることで、生活感を無くすことができます。
またベッドを置くスペースがあるのであれば、すのこベッドを使うのもおススメです。
起床後はすのこベッドを立てることが出来る折り畳み式のものだとスペースを有効活用することができます。
畳んで収納ケースに入れる
くるくる畳んで長めのマジックテープや紐などで縛って立てておいたり、コンパクトになる収納ケースに入れて立てておくという方法もあります。
収納ケースに入れることでホコリがついたり、汚れたりする心配がありません。
ただ、少し手間はかかるので、毎日できるかよく考えてみましょう。
また厚めの敷きふとんやマットの場合はケースに入れるのは難しいかもしれません。
その際は壁に立てかけておくだけでも通気が良くなるので、実践してみましょう。
クッションやインテリアとして使用する
ふとんを畳んで入れるとクッションになる収納袋もあります。
丸や四角、小さくなるものから大きめクッションになるものまで、さまざまな種類が販売されています。
畳みやすさと収納するふとんの大きさを考慮して選ぶようにしましょう。
収納ケースに入れて置いておくというよりも他の役割を持たせて使用することができるので便利ですが、あまり長時間その上に座っているとふとんの生地や中身の素材が傷む可能性もあるので、注意が必要です。
移動式のふとん用ラックを使う
ふとん用のラックを使うという方法もあります。
簡単に動かすことができるキャスター付きでおススメです。
また、通気性も良く湿気がたまる心配もない上に、移動できるのでふとんのように重たくてかさばるものでも掃除の際に楽に動かせて便利です。
定位置を決めて、毎日折り畳んで重ねるようにしましょう。
また、ラックにもクロスや布などを掛けてお部屋全体をコーディネートするのもアクセントになるので良いかと思います。
季節限定で使う寝具の収納方法

日本には四季があり、季節によって使用する寝具は異なってきます。
ここでは薄手のものや冬用のかさばるものそれぞれの収納方法についてご説明します。
薄手のものはケースに入れて収納する
プラスチックのケースや布の収納袋に入れ、ベッドがあればベッドの下に、なければ上に布を掛けるなどして収納しましょう。
ホコリをふせぎながら、スペースを有効活用できます。
また、保管する前に必ずカバーやシーツは取り外し、洗濯しましょう。
そして温度や湿度に気を付けなければならないので、収納しても2か月に1回程度は収納場所の換気やケース内の空気の入れ替えなどを行うようにすることが大切です。
冬用の厚手のものはクリーニング+保管サービスが便利
羽毛ふとんを押し入れなどに収納する場合の温度にもポイントがあります。
厚手のものはボリュームがあり、かさばったり重かったりとなかなか収納が難しいのが現実です。
また、ケースに入れて部屋の中においておく方法もありますが、湿気対策や臭い対策の部分で長期で同じ状態で保管することはおススメできません。
冬用の掛けふとんや毛布などは、思い切ってクリーニングしてさらに保管サービスを利用するのが安心です。
シーズンオフの寝具のメンテナンスはおうちdeまるはちへ

「おうちdeまるはち」では冬用の掛けふとんや毛布などを使用しなくなるシーズンオフの期間に水洗いクリーニングをおススメしています。
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WEBまたはお電話でお申し込み後、スタッフがご自宅までふとんを取りに伺いますので、お店にふとんを持ち込む手間はかかりません!
シーズンオフの期間はふとんクリーニングのオプションとして長期保管が人気です。
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ご利用料金は1枚あたり2,200円(税込)。
最長6ヶ月までのお預かりが可能です。
現在長期保管無料キャンペーンを実施中です。
枚数制限なしでご利用いただけるとてもお得なキャンペーンですので、ぜひお試しください。
返却前には再乾燥させて仕上げるので、ふっくらとした状態で使用できます。
返却の時期はお預かり時に選択していただいていますが、納期を早められる場合はご連絡いただいてから10日程度でお届けが可能です。
長期管理サービスについては「ふとんの長期保管サービス」をご覧ください。
まとめ

日常的な収納でも長期保管でも気を付けたいのが「湿気」と「通気性」です。
ふとんは毎日身に着けているアパレルだと考えることができます。
洋服や下着のように毎日洗うことは難しいですが、少しの工夫と意識で、ふとんにとって快適な環境をつくることは可能です。
ご自身に合った収納方法を取り入れて、使用していない間も大切に保管することで良い状態で長く使用することができます。
ぜひ参考にしてみてください。
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